ネットワークデータ通信と制御★★☆

ネットワーク接続装置のうち、ルータの役割の説明として最も適切なものはどれか。

正解:

  1. 異なるネットワークどうしを接続し、宛先に応じて通信の経路を選ぶ。

    正解。ルータは複数のネットワークの境界に置かれ、宛先のIPアドレスを見て どの経路へ送るかを判断します。社内LANとインターネットの出入口がその例です。

  2. 同じネットワーク内で、宛先の機器がつながっているポートにだけデータを送る。

    誤り。これはスイッチングハブの説明です。同一ネットワークの中で通信を 振り分ける装置で、別のネットワークへ橋渡しはしません。

  3. 受け取ったデータを、つながっている全ての機器にそのまま送り出す。

    誤り。これは(リピータ)ハブの説明です。宛先を見ずに配るため無駄な通信が 増えます。ルータは宛先を見て経路を選びます。

  4. 社内からの通信を代行して外部へ接続し、通信内容を記録する。

    誤り。これはプロキシサーバの説明です。代理でアクセスする仕組みであって、 経路そのものを選ぶ装置ではありません。

装置は「どこまでを担当するか」で分かれる

ネットワーク接続装置は、扱う範囲の広さで区別すると整理できます。

装置 担当範囲 すること
ハブ 同じネットワーク内 受け取ったデータを全ポートへ送る
スイッチングハブ 同じネットワーク内 宛先の機器のポートにだけ送る
ルータ ネットワークどうしの境界 宛先に応じて経路を選ぶ
プロキシサーバ 内部と外部の仲介 代理でアクセスし、記録や制限を行う

ルータは「分かれ道の案内人」

家庭用のWi-Fiルータは、家庭内のネットワークとインターネットという 2つのネットワークの境目に立っています。家の中あての通信は中で処理し、 外あての通信はインターネット側へ送り出す。この振り分けがルーティングです。

スイッチングハブも宛先を見て振り分けますが、同じネットワークの中だけです。 ネットワークをまたぐかどうかが、両者を分ける境目になります。

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