デジタルサービス・デジタルツールデジタルツールの活用★★☆

文書作成ソフトで、展示会の案内状を作る。本文は全員共通だが、冒頭の会社名と 宛名だけは受取人ごとに変える必要がある。宛先の一覧は別に用意してある。 ひな形を1つ作り、そこに一覧のデータを流し込んで人数分の案内状を作る機能はどれか。

正解:

  1. 差込み印刷

    正解。ひな形の中に「ここに会社名が入る」という差込み位置を置き、 一覧のデータを1件ずつ当てはめて印刷します。件数が増えても 作る文書は1つのままで済みます。

  2. 均等割付

    誤り。これは文字数の違う語を指定した幅にそろえて配置する機能です。 長さの異なる会社名を宛名欄にきれいに収める役には立ちますが、 文書を人数分作る働きはありません。整えるだけの機能です。

  3. インデント

    誤り。これは段落の左端や右端の位置をずらし、字下げなどの体裁を整える 機能です。案内状の見た目を整える場面では使いますが、 外部の一覧からデータを取り込むこととは関係がありません。

  4. 文字列の置換

    誤り。これは文書中の特定の語をまとめて別の語に入れ替える機能です。 宛名を差し替えられそうに見えますが、対象は開いている文書1つだけで、 一覧を読み込んで人数分に展開することはできません。

ひな形は1つ、宛名だけ入れ替える

案内状を100社に送るとき、100個の文書を作る必要はありません。 共通の本文を書いたひな形を1つ用意し、変わる部分にだけ 「ここに会社名」「ここに宛名」という目印を置きます。

あとは別に用意した宛先の一覧を読み込ませると、1件目の会社名を当てはめて1枚、 2件目を当てはめて1枚、と順に出力されます。これが差込み印刷です。 宛先が増えたときも、直すのは一覧のほうだけで済みます。

「作る」機能と「整える」機能を分けて考える

同じ文書作成ソフトの機能でも、目的の層が違います。

機能 何をするもの
差込み印刷 ひな形に一覧のデータを流し込み、宛名などが異なる文書を人数分作る
均等割付 文字数の違う語を、指定した幅にそろえて配置する
インデント 段落の左端や右端の位置をずらし、字下げなどの体裁を整える
文字列の置換 一つの文書の中の特定の語を、まとめて別の語に入れ替える

均等割付とインデントは文字の配置、置換は一つの文書の中での書き換えです。 「別に用意した一覧」「人数分」「宛名だけが違う」という言葉が出てきたら 差込み印刷だと判断してください。

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