社内LANの端末にプライベートIPアドレスを割り当てている企業で、 その端末がインターネット上のWebサイトを閲覧できるのはなぜか。 最も適切なものはどれか。
正解:ア
アルータがプライベートIPアドレスをグローバルIPアドレスに変換しているから。
正解。NATと呼ばれる変換の仕組みです。社内でしか通用しないアドレスを、 インターネット側で通用するアドレスに置き換えることで通信できます。
イプライベートIPアドレスがインターネット上でもそのまま利用できるから。
誤り。プライベートIPアドレスは組織内でのみ通用する約束のアドレスで、 インターネット上では使えません。だからこそ変換が必要になります。
ウDNSがプライベートIPアドレスをドメイン名に変換しているから。
誤り。DNSはドメイン名とIPアドレスを対応づける仕組みで、 プライベートとグローバルの変換は行いません。
エファイアウォールがプライベートIPアドレスを暗号化しているから。
誤り。ファイアウォールは通信を許可・遮断する仕組みであって、 アドレスを暗号化するものではありません。
アドレスには「社内用」と「世界共通」がある
IPアドレスは2種類に分かれます。
- グローバルIPアドレス — インターネット上で世界的に重複しない、外向けのアドレス
- プライベートIPアドレス — 組織の内部だけで使う、外では通用しないアドレス
社内の全端末にグローバルIPアドレスを配ると数が足りません。そこで内部では プライベートIPアドレスを使い、外に出るときだけ変換します。
変換するのがNAT
出入口のルータが、内側のプライベートIPアドレスを外向けのグローバルIPアドレスに 置き換えます。戻ってきた通信は逆に変換して、元の端末へ届けます。
会社の代表電話に例えると分かりやすい仕組みです。社外へは代表番号(グローバル)で 発信し、社内では内線番号(プライベート)で相手を特定しています。
| 用語 | 役割 |
|---|---|
| NAT | プライベートとグローバルのアドレスを変換する |
| DNS | ドメイン名とIPアドレスを対応づける |
| ファイアウォール | 通信を許可・遮断する |