ネットワークネットワーク応用★★☆

Webサイトを閲覧した際にブラウザに保存されるcookieの説明として、 最も適切なものはどれか。

正解:

  1. Webページの所在を示す文字列で、ブラウザのアドレス欄に表示される。

    誤り。これはURLの説明です。cookieは画面に表示されず、ブラウザが 裏で保存しているデータです。

  2. 表示速度を上げるために、画像やページを一時的にため込んだものである。

    誤り。これはキャッシュの説明です。どちらもブラウザに保存されますが、 キャッシュは表示の高速化、cookieは利用者の判別が目的です。

  3. Webサイトの改ざんを検知するために付与される電子的な署名である。

    誤り。これはデジタル署名の説明です。cookieに改ざん検知の機能はありません。

  4. Webサイトがブラウザに保存させ、次の訪問時に同じ利用者だと判別するためのデータ。

    正解。ログイン状態の維持や買い物かごの中身の保持に使われます。 サイト側が発行し、ブラウザが保存して、次のアクセス時に送り返します。

cookieは「サイトが渡す名札」

HTTPという通信の約束事は、1回ごとのやり取りが独立していて、 前回誰が来たかを覚えていません。それでは毎回ログインし直すことになります。

そこでサイト側は、初回のアクセス時に小さなデータをブラウザへ渡します。 これがcookieです。ブラウザは次のアクセスでそれを送り返すので、 サイトは「さっきの利用者だ」と判別できます。

使われている場面

  • ログイン状態を保つ
  • 買い物かごの中身を保持する
  • 表示言語や設定を覚えておく
  • 広告の表示履歴を記録する

ブラウザに保存される2つの違い

保存されるもの 目的
cookie 利用者を判別する
キャッシュ 表示を速くする

どちらもブラウザに残るため混同しやすいところです。cookieを削除すると ログインし直しになり、キャッシュを削除すると表示が少し遅くなる、 という違いで区別すると覚えやすくなります。

次の問題へ