システムの種類・構成コンピュータ構成要素★☆☆

新しく購入したプリンターをPCのUSB端子に接続したところ、利用者が設定作業を しなくてもOSが機器の種類を判別し、制御に必要なソフトウェアの組込みまで 自動で行われて印刷できる状態になった。このような仕組みはどれか。

正解:

  1. デバイスドライバ

    誤り。これはOSが個々の機器を制御するために使うソフトウェアそのものの 名前です。設問の仕組みは、そのデバイスドライバの組込みと設定を 利用者に代わって自動で行うほうを指します。名前が指す層が違います。

  2. ホットプラグ

    誤り。これはPCの電源を入れたまま機器を抜き差しできることをいいます。 USB機器の使い勝手としてまとめて語られがちですが、 こちらは「いつ抜き差しできるか」の話で、設定を自動化する仕組みではありません。

  3. プラグアンドプレイ

    正解。接続された機器をOSが判別し、必要なデバイスドライバの組込みや 設定まで自動で済ませる仕組みです。「差せば(plug)使える(play)」という 名前が、そのまま働きを表しています。

  4. バスパワー

    誤り。これはUSBケーブルを通じて接続先から機器へ電源を供給することを いいます。ACアダプタなしで使える理由の説明にはなりますが、 機器の認識や設定が自動で行われることとは別の話です。

差せば使える、を支えているもの

昔のPCは、周辺機器をつなぐたびに利用者が付属のディスクからソフトを入れ、 設定を書き換える必要がありました。今は端子に差すだけで使えます。 この「差せば使える」状態を作る仕組みがプラグアンドプレイです。

OSは接続された機器から種類や型を示す情報を受け取り、 それに合うデバイスドライバを自ら探して組み込み、使える状態にします。

デバイスドライバとの関係

この二つは対立するものではなく、階層が違います。

  • デバイスドライバ — 機器ごとの制御方法をOSに教えるソフトウェア。部品
  • プラグアンドプレイ — そのドライバの用意と設定を自動で行う仕組み

「ドライバが自動で入った」という現象を起こしているのがプラグアンドプレイ、 入ったものがデバイスドライバ、と押さえれば取り違えません。

混同しやすいものとの違い

用語 意味
プラグアンドプレイ 接続した機器をOSが判別し、設定まで自動で行う仕組み
デバイスドライバ 機器を制御するためのソフトウェア
ホットプラグ 電源を入れたまま機器を抜き差しできること
バスパワー ケーブルを通じて接続先から機器へ電源を供給すること

USBはこれらをまとめて備えているため一つに見えがちですが、 試験では「自動で認識・設定」がプラグアンドプレイ、 「電源を入れたまま抜き差し」がホットプラグと、現象で分けて問われます。

次の問題へ