新しいITパスポート試験(2027年度〜)の変更点と日程

ITパスポート試験は、2027年度から新しい試験制度に変わります。 IPA(情報処理推進機構)が公表していることと、まだ公表されていないことを分けてまとめました。

2026年9月17日時点の情報です。IPAから新しい発表があれば、このページを更新します。 最新の情報は、必ずIPAの公式サイトでご確認ください。

要点

項目2026年9月17日時点の状況
現行試験の受験2026年12月27日まで(会場によっては、それより前に終わります)
新試験の開始2027年度春頃の予定
申込み開始日・試験日未公表
試験の名称ITパスポート試験のまま
実施方式CBT方式(コンピュータで受験)の予定
出題分野ビジネス/テクノロジ/セキュリティ・倫理の3分野
シラバス案 Ver.0.1(2026年8月31日掲載)。確定版の公開時期は未公表
試験時間・出題数・合格基準・受験料未公表

現行の試験は、いつまで受けられるか

現行のITパスポート試験は、2026年12月27日が最後の試験日です。 ただしIPAは、試験会場によっては12月27日より前に試験の実施が終わる場合がある、としています。 年末に受けるつもりの人は、希望する会場の開催日を確かめてください。

空席がなく、最後の試験日までに受験できなかった場合も、受験手数料は返還されないとIPAは案内しています。 受けるつもりなら、早めに申し込むのが安全です。

12月28日以降は、試験の実施が休止します。

新しい試験は、いつ始まるか

IPAは、新しいITパスポート試験を2027年度春頃から実施する予定としています。 申込みの開始日や最初の試験日など、具体的な日程はまだ公表されていません。 2027年1月以降の試験の実施については、2026年秋頃にウェブページで知らせる、としています。

新しい試験制度では、すべての試験区分をCBT方式で実施する予定です。 試験の名称は、これまでどおり「ITパスポート試験」です。

出題分野は、どう変わるか

いまの「ストラテジ系・マネジメント系・テクノロジ系」の3分野が、「ビジネス」「テクノロジ」「セキュリティ・倫理」の3分野に組み替えられます。 シラバス案では、ITパスポート試験の範囲は次の26の中分類です。

分野大分類
ビジネス「ビジネス変革」「データ・AIの利活用」「組織活動」(中分類12)
テクノロジ「デジタル技術」(中分類7)
セキュリティ・倫理「セキュリティ」「倫理・コンプライアンス」(中分類7)

新旧の分野は1対1では対応していません。それぞれの内容が現行のシラバスでどこにあったかは、 中分類ごとのページの「新試験での位置づけ」にまとめています。

知識だけでなく、変化への適応や顧客への共感といった行動を問うマインド・スタンスが、新しく出題範囲に加わりました。

まだ公表されていないこと

次の事項は、2026年9月17日時点でIPAから公表されていません。

現行試験の試験時間や合格基準が、そのまま新しい試験に引き継がれるとは発表されていません。 新しい試験の数値として紹介している情報を見かけたら、IPAの発表かどうかを確かめてください。

現行試験に合格した人の扱い

2027年度からの新しい試験制度に限った案内は、まだ出ていません。 ただしIPAは、試験制度が変わったときの一般的な考え方として、よくある質問で次のように説明しています。

いまからできる対策

新しい試験は、まだ一度も実施されていないので、過去問はありません。 使える材料は、IPAが公開しているシラバス案とサンプル問題です。

シラバスは案の段階なので、確定版で内容が変わることがあります。 当サイトの問題も、確定版が公開されたら見直します。

ITパスポート試験の問題を解くIPAのサンプル問題を見る

出典

このページは、次のIPAの公表資料をもとに作成しています。