ビジネスモデル・ビジネスプロセスビジネスモデル★☆☆

B社は写真編集アプリを配信している。基本的な編集機能は無料で提供して利用者を広く集め、 高度な加工機能を使いたい利用者だけが料金を支払う仕組みにしている。 このマネタイズモデルを表す言葉はどれか。

正解:

  1. 買い切りモデル

    誤り。購入時に代金を一度だけ受け取り、その後は追加の支払いを求めない売り方です。 無料で試せる入口を用意しない点が決定的に違い、利用者は使う前に 価値を判断して代金を払うことになります。

  2. 広告モデル

    誤り。利用者を無料で集め、その画面を広告主に売って収益を得る仕組みです。 無料で集める点はフリーミアムと同じですが、お金を払う相手が 利用者ではなく広告主である点が違います。

  3. フリーミアム

    正解。無料(free)と割増(premium)を組み合わせた言葉で、無料版で利用者を 広く集め、その一部が有料版に移ることで収益を上げます。 無料の利用者は、収益は生まないものの裾野と評判を支える役割を担います。

  4. サブスクリプションモデル

    誤り。利用する期間に応じて定額を払い続ける課金の方式です。 フリーミアムの有料版が月額制であることも多いため重なって見えますが、 こちらは「いくらをどう払うか」だけを表す言葉です。

無料の入口で集めて、一部だけが払う

試食コーナーに似ています。試食そのものは売上になりませんが、 広く配ることで「これは良い」と思った人が商品を買っていきます。 フリーミアムは、この構図をソフトウェアで成り立たせたものです。 複製の費用がほぼゼロだからこそ、無料の利用者を何十万人抱えても成立します。

成り立つ条件

  • 追加の利用者を1人増やす費用がほとんどかからないこと
  • 無料版だけでも使い物になり、利用者が離れないこと
  • 有料版に「払ってでも欲しい」と思える差があること

無料版を絞りすぎると人が集まらず、緩めすぎると誰も有料に移りません。 どこで線を引くかが、このモデルの設計の要になります。

誰がいつ払うかで並べる

モデル 誰がいつ払うか
フリーミアム 無料版の利用者のうち、必要と感じた一部だけが払う
買い切りモデル 購入時に利用者が一度だけ払う
サブスクリプションモデル 利用者が期間に応じて定額を払い続ける
広告モデル 利用者は払わず、広告主が払う

問題文に「無料で提供」とあっても、収益源が広告主なら広告モデル、 利用者の一部が有料版に移るならフリーミアムです。お金の出どころで見分けます。

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