ビジネスモデル・ビジネスプロセス

自分の仕事と事業全体との関係を理解し、業務の改善や価値の向上を提案するための基礎を扱う中分類です。ビジネス分析、ビジネスモデル、業務プロセス、製品、マーケティング、ブランディングが範囲です。「お金がどこから入るか」「誰を相手にするか」で見分けられるようにするのが近道です。

ビジネス変革・収録 46問・項目 9/9

演習を始める(10問)

問題

  1. RFM分析通販サイトを運営するA社は、既存会員の購買履歴を集計し、しばらく買っていない会員と、繰り返し高額な買物をしている会員と…
  2. フリーミアムB社は写真編集アプリを配信している。基本的な編集機能は無料で提供して利用者を広く集め、高度な加工機能を使いたい利用者だ…
  3. ビジネスモデルキャンバス(1)C社は、日用品の定期宅配サービスの構想をビジネスモデルキャンバスで整理している。バリュープロポジションの欄に書く内容と…
  4. BPOD社は、給与計算と社会保険の手続きを、担当者の運営ごと外部の専門事業者へ一括して任せることにした。空いた人員は商品開発…
  5. プロダクトポートフォリオE社は、市場成長率と市場占有率の二軸で自社製品を四つに分類した。このうち、市場成長率が低く市場占有率が高い「金のなる木…
  6. オムニチャネル小売業のA社は、実店舗とECサイトとスマートフォンアプリの在庫と顧客情報を統合した。利用者はどの窓口を使っても購入履歴…
  7. ワントゥワンマーケティングドラッグストアのB社は、会員アプリにたまった購買履歴を分析し、年齢や地域などの層でまとめるのではなく、顧客ごとに購入品…
  8. リスティング広告登山用品を扱うC社は、検索サイトで「登山靴 防水」などのキーワードが検索されたときに、その検索結果のページへ自社の広告…
  9. インナーブランディングD社は「ブランドの約束を最初に信じるのは社員である」という考えから、自社のブランドが目指すものを学ぶ研修を全社員に行い…
  10. プル戦略食品メーカーのC社は、新商品の菓子の発売に当たり、テレビCMとSNS広告で消費者の認知を高めた。消費者が店頭で商品名を…
  11. ターゲットマーケティングスポーツ用品メーカーのD社は、市場を年代や競技経験で細かく分けた上で、その中から「週末に走る初心者ランナー」の層だけを…
  12. ダイレクトマーケティング化粧品メーカーのE社は、卸売業者や小売店を通さず、自社のカタログとWebサイトで消費者へ直接案内を送っている。注文や資…
  13. プッシュ戦略日用品メーカーのF社が扱う商品は、ブランドの指名買いが少なく、店頭での陳列位置や店員の薦めが購入を大きく左右する。F社…
  14. 3C分析新規事業を検討しているA社は、狙う市場の顧客ニーズ、その市場にいる競合他社の動き、自社が持つ技術と人員の三つを並べて整…
  15. PEST分析5年先を見据えた中期経営計画を作るB社は、関連法令の改正の動き、景気と為替の見通し、人口構成の変化、生成AIの普及とい…
  16. STP分析STP分析で新業態を検討するジム運営会社が、市場を「本格志向」「健康維持」「ダイエット」に分け、30〜40代の健康維持…
  17. サンプリング会員10万人の通販サイトが、全会員の満足度を知るためにサイトのトップページへアンケートのリンクを掲載した。回答1,20…
  18. シェアリングエコノミーシェアリングエコノミーの考え方に当てはまる事業の例として、最も適切なものはどれか。
  19. ロングテール書店を営むE社は通販サイトも運営している。店舗には置ききれない少部数の書籍まで幅広く扱ったところ、1点あたりは年に数冊…
  20. BtoB自動車部品を製造するF社は、取引先の自動車メーカーとの間で、専用のWebシステムを使って見積りや受発注をやり取りしてい…
  21. ライセンスモデルG社は高精度の文字認識技術を開発したが、自社で製品を売る販路をもっていない。そこで他社が自社製品にこの技術を組み込んで…
  22. アフィリエイト化粧品を通信販売するA社は、美容系のブログや動画チャンネルの運営者と提携し、自社の商品ページへのリンクを掲載してもらっ…
  23. SEO衣料品の通販サイトを運営するB社は、検索サイトからの訪問者を増やすためにSEOに取り組むことにした。B社の取組みとして…
  24. LPO学習塾を運営するC社は、検索連動型広告を出して無料体験の申込みを増やそうとしている。広告のクリック数は目標を大きく超え…
  25. レコメンデーション書籍の通販サイトを運営するD社は、ある利用者の閲覧・購入の履歴と、似た傾向をもつ他の利用者の履歴を照らし合わせ、その人…
  26. RPAE社の業務改善チームは、事務作業の負担を減らすためにRPAの導入を検討している。次の業務のうち、RPAで自動化する対象…
  27. E-RモデルF社は受注業務の見直しにあたり、業務で扱うデータを整理している。顧客・注文・商品といったデータどうしが、どれとどれが何…
  28. プロダクトライフサイクルある家庭用調理家電は、発売から数年がたち、購入者の中心が新規から買い替えに移った。市場全体の売上の伸びは鈍り、似た機能…
  29. カニバリゼーションG社は、主力の高機能モデルに加えて、機能を絞った低価格モデルを発売した。低価格モデルはよく売れたが、その分だけ高機能モ…
  30. ブランドパーパスある食品メーカーは、主力ブランドの方針を見直すにあたり、まず「ブランドパーパス」を定めることにした。ブランドパーパスの…
  31. ブランドアイデンティティ家具メーカーE社は、新しいブランドを立ち上げるにあたり、「飽きがこず、長く使える道具として顧客に思い浮かべてもらう」と…
  32. マルチブランド戦略飲料メーカーF社は、茶系飲料のブランドXを販売している。F社が検討している次の取組のうち、マルチブランド戦略に該当する…
  33. アウターブランディング洋菓子店を展開するG社は、自社ブランドの価値を顧客に認識してもらうために、アウターブランディングに取り組むことにした。…
  34. 仮説検証D社は、高齢者向け見守りサービスの構想をビジネスモデルキャンバスにまとめた。顧客像や提供する価値は、担当者の想定で書い…
  35. ビジネスモデルキャンバス(2)新規事業の企画会議で、事業の全体像を1枚の図にして関係者と共有するために、ビジネスモデルキャンバスを使うことにした。こ…
  36. バリュープライシング業務用ソフトウェアを販売するE社は、新製品の価格をバリュープライシングの考え方で決めることにした。価格の決め方として、…
  37. マーケティングミックス飲料メーカーのF社は、新しい健康茶の販売施策をマーケティングミックス(4P)の枠組みで整理している。流通(Place)…
  38. BPMH社は、受注から請求までの業務の流れを図に表して現状を把握し、処理時間などの指標を決めて実行状況を監視している。問題が…
  39. BPRJ社では、受注から出荷までに5部門の承認を順に受けるため、納期が競合他社の2倍かかっている。経営層はBPRに取り組むと…
  40. コモディティ化ある製品分野について「コモディティ化が進んだ」というとき、その市場で起きている状態の説明として、最も適切なものはどれか。
  41. プロダクトビジョンK社の家計簿アプリの開発チームでは、利用者からの機能追加の要望が増え、どれを採用するかの判断が担当者ごとに割れている。…
  42. マスマーケティング食品メーカーのE社は、家庭用の食塩について、年代や地域で売り方を分けず、一種類の商品をテレビCMと全国の量販店を通じて…
  43. セグメントマーケティング日用品メーカーのF社は、一種類のシャンプーを全国一律の広告で販売してきたが、売上が伸び悩んでいる。調べると、年代や髪の…
  44. 市場調査弁当チェーンのG社は、来春に発売する新しい弁当について、どの価格帯なら買ってもらえるか、どんなおかずが求められているか…
  45. 広告モデルH社は、料理のレシピを投稿・閲覧できるWebサービスを運営している。利用者はすべての機能を無料で使え、有料プランは無い…
  46. インターネット広告家具販売のJ社は、これまでテレビCMと新聞広告を中心に宣伝してきたが、インターネット広告の比重を高めることにした。テレ…

取り違えやすい用語

広告モデル・サブスクリプションモデル・フリーミアム

用語お金を誰が、どう払うか
広告モデル利用者は無料で使い、広告主がお金を払う
サブスクリプションモデル利用者が、使う期間に応じて定額を払い続ける
フリーミアム基本の機能は無料で使ってもらい、一部の利用者が有料版に移って払う

BPR・BPM・BPO

用語業務プロセスをどう扱うか
BPR業務プロセスを根本から見直して、作り直す
BPM業務プロセスを、継続的に分析して改善し続ける
BPO業務を、運営ごと外部に委託する

BPRとBPMはやり方を変える取組、BPOは担い手を外に移す取組です。

PPMの4つの区分

用語市場の成長率と占有率がどうか
花形成長率も占有率も高い。占有率を保つための投資も多く要る
金のなる木成長率は低く、占有率は高い。追加の投資を抑え、稼いだ資金を成長分野に回す
問題児成長率は高く、占有率は低い。投資して伸ばすかを見極める
負け犬成長率も占有率も低い。撤退などを検討する

マス・セグメント・ワントゥワンマーケティング

用語誰を単位に働きかけるか
マスマーケティング市場全体に、同じ方法で働きかける
セグメントマーケティング属性などで分けた顧客の層ごとに働きかける
ワントゥワンマーケティング顧客一人ひとりに合わせて働きかける

インナーブランディング と アウターブランディング

用語誰に向けた活動か
インナーブランディング社員に、ブランドの考え方を浸透させる
アウターブランディング顧客や社会に向けて、ブランドを伝える

新試験での位置づけ

新しいシラバス案(Ver.0.1)では、ビジネス分野の大分類「ビジネス変革」の中分類3に置かれています。

現行のシラバス(Ver.6.5)では、ストラテジ系のいくつかの分類に分かれていました。

用語 現行シラバスでの主な置き場所
RFM分析、オムニチャネル、リスティング広告 「経営戦略マネジメント」の「マーケティング」
PPM 「経営戦略マネジメント」の「経営戦略手法」
BPR・BPM 「システム戦略」の「業務プロセス」
フリーミアム 「ビジネスインダストリ」の「e-ビジネス」
ビジネスモデルキャンバス 「技術戦略マネジメント」の「技術開発戦略の立案・技術開発計画」

現行試験の過去問で対策する場合は、これらの場所を探すと、この中分類に近い問題が見つかります。

一方で、BPO、ワントゥワンマーケティング、インナーブランディングなどのブランディングの用語は、現行のシラバスには載っていなかった用語です。

なお、新シラバスはまだ案の段階です。確定版で分類や用語が変わった場合は、このページも見直します。

最終確認日:(問題の作り方と品質管理)

この中分類の出題範囲

シラバスの小分類と項目です。数字は収録している問題数。

ビジネス調査・ビジネス分析
  • ビジネス調査・ビジネス分析の手法6問
ビジネスモデル
  • ビジネスモデルの考え方6問
  • ビジネスモデルの設計・検証3問
ビジネスプロセス
  • ビジネスプロセスの設計・改善5問
プロダクトのマネジメント
  • プロダクトのマネジメント5問
マーケティング
  • マーケティング戦略3問
  • マーケティング手法7問
  • Webマーケティング6問
ブランディング
  • ブランディング戦略5問

ビジネスのほかの中分類

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出典:情報処理推進機構(IPA)「ITパスポート試験 シラバス案 Ver.0.1」(2026年8月31日掲載)を基に作成。 最新の内容はIPAの掲載ページでご確認ください。