問題 34★☆☆

社員紹介のWebページに、全身が写った写真から顔と肩のあたりだけを使いたい。 写真の周囲の不要な部分を切り落とし、必要な範囲だけを残す画像編集の操作はどれか。

正解:ウ

各選択肢の解説

  1. アリサイズ

    誤り。リサイズは画像全体の縦横の大きさを変える操作です。全身写真を縮小しても 全身が小さく写るだけで、写っている範囲は変わりません。「範囲を削る」のか 「全体の大きさを変える」のかで区別します。

  2. イフォトレタッチ

    誤り。フォトレタッチは明るさや色合いを補正したり、写り込んだ不要物を消したりして 写真を仕上げる作業です。どちらも写真に手を入れる操作なので混同しがちですが、 構図の外周を切り落とす操作ではありません。

  3. ウトリミング

    正解。トリミングは画像の外周を切り落として必要な範囲だけを残す操作です。 全身写真から顔と肩のあたりを切り出せば、目的の構図になります。

  4. エ非可逆圧縮

    誤り。非可逆圧縮は人が気づきにくい情報を捨ててデータ量を減らす保存の方式です。 ファイルが小さくなるので「削る」印象がありますが、減るのはデータ量であって、 写真に写る範囲は元のままです。

理解を深めるために

額縁に合わせて写真の端を切る

トリミングは、写真の端をはさみで切り落とすような操作です。 全身が写った写真でも、顔と肩のあたりを囲んでその外側を捨てれば、 証明写真のような構図に作り替えられます。

英語の trim(刈り込む、切りそろえる)が語源で、 残す範囲を四角で囲んで指定するのが一般的な操作方法です。

「小さくする」操作はほかにもある

画像を「小さくする」と言っても、何が小さくなるかで操作が分かれます。

  • 写っている範囲を狭める → トリミング
  • 画像全体の縦横の大きさを縮める → リサイズ(写る範囲は同じ)
  • ファイルのデータ量を減らす → 圧縮(写る範囲も縦横の大きさも同じ)

今回のように「写真の一部分だけを使いたい」という要求なら、範囲を狭めるトリミングです。 リサイズや圧縮をしても全身が写ったままなので、目的は果たせません。

混同しやすい操作との違い

操作 何が変わるか
トリミング 写っている範囲(外周を切り落とす)
リサイズ 画像全体の縦横の大きさ
フォトレタッチ 明るさ・色合い、写り込みの有無
非可逆圧縮 ファイルのデータ量(細部の情報を捨てる)

「不要な部分を切り落とす」「必要な範囲だけ残す」という言葉が出てきたらトリミングです。

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