問題 46★☆☆

コンピュータを構成する装置のうち、プログラムの命令を1つずつ取り出して 解釈し、計算や判断を行うとともに、他の装置に指示を出して全体の動作を 制御する中心的な装置はどれか。

正解:ウ

各選択肢の解説

  1. アメモリ(主記憶装置)

    誤り。これは実行中のプログラムと処理中のデータを一時的に置いておく 装置です。命令が置かれている場所ではありますが、その命令を読んで 解釈し実行するのは別の装置で、自分で判断や制御を行うことはできません。

  2. イ補助記憶装置

    誤り。これはSSDやHDDのように、電源を切ってもデータを保存し続ける 装置です。プログラムやファイルの保管場所であり、そこから読み出された 内容を実際に処理するわけではないので、制御の中心にはあたりません。

  3. ウCPU

    正解。CPUは命令の取り出しと解釈、演算、そして各装置への指示という 役割をまとめて担う中心的な装置です。日本語では中央処理装置と呼ばれ、 「中央」の名のとおりコンピュータ全体の動きを取りまとめています。

  4. エGPU

    誤り。これは画像処理などの単純な計算を大量のコアで同時に片づける 専用のプロセッサです。処理を行う装置ではありますが、指示を受けて 働く側であり、コンピュータ全体の制御を引き受ける立場にはありません。

理解を深めるために

コンピュータの「司令塔」

プログラムはただの命令の並びで、書いてあるだけでは何も起こりません。 その命令を1つずつ読み取り、意味を解釈し、実際に計算し、 必要なら他の装置に「データを出せ」「画面に表示しろ」と指示を出す。 この一連の仕事を担当しているのがCPU(中央処理装置)です。

CPUが担っている2つの働き

CPUの役割は、大きく2つに分けて整理できます。

  • 演算:足し算や比較などの計算そのものを行う
  • 制御:命令を解釈し、記憶装置や入出力装置に指示を出す

PCの仕様表に「CPU」と書かれた欄があり、動作周波数やコア数が 並んでいるのは、ここがコンピュータ全体の処理速度を大きく左右するからです。 複数のコアを持つCPUなら、複数の処理を同時に進められます。

役割の違いを並べて整理する

装置 担当する役割
CPU 命令の解釈・演算・全体の制御
メモリ(主記憶装置) 実行中のプログラムとデータの一時的な保持
補助記憶装置 電源を切っても残すデータの保管
GPU 画像処理など大量の単純計算の並列実行

試験では「命令を解釈する」「装置全体を制御する」という言い回しが そのままCPUを指す手がかりになります。

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