正解:イ
各選択肢の解説
アハブ
誤り。ハブ(リピータハブ)は、受け取ったデータを送信元以外のすべてのポートへ そのまま流します。宛先を見分けないため、関係のない端末にもデータが届き、 台数が増えるほど通信が混み合います。
イスイッチングハブ
正解。どのポートの先にどの端末(MACアドレス)があるかを覚えていて、宛先の端末が つながるポートにだけ送ります。無駄なデータが流れないので通信が効率的です。
ウ無線LANアクセスポイント
誤り。電波を使って端末をLANに参加させる装置で、有線LANのケーブルと無線の 端末をつなぐ出入口にあたります。問われているのはケーブルで多数の端末を つなぐ装置なので当てはまりません。
エプロキシサーバ
誤り。社内の端末に代わって外部のWebサーバへアクセスする中継役のサーバで、 アクセスの記録や閲覧の制限に使われます。データを物理的に中継する装置ではなく、 Webの通信を代行するソフトウェアの働きです。
理解を深めるために
全員に配るか、宛名を見て配るか
同じ「ハブ」という名前でも、中身は大きく違います。
- ハブ(リピータハブ) — 届いたデータを、つながっている全ポートにそのまま流す。 受け取った端末は自分宛てでなければ捨てる
- スイッチングハブ — 宛先を見分けて、その端末がつながるポートにだけ流す
回覧板を全員の家に配ってしまうか、宛名を見て1軒だけに届けるかの違いです。 全員に配ると、無関係なデータが常に流れ、台数が増えるほど通信が混み合います。
宛先をどうやって知るのか
スイッチングハブは、端末から届いたデータの送信元アドレス(MACアドレス)と、 それが入ってきたポートの組合せを覚えていきます。この表ができあがると、 以後は宛先のアドレスから送り出すポートを決められるようになります。
接続装置の役割
| 装置 | 役割 |
|---|---|
| スイッチングハブ | 宛先を見分けて必要なポートにだけ転送する |
| ハブ | 受け取ったデータを全ポートに流す |
| 無線LANアクセスポイント | 電波で端末をLANに参加させる |
| プロキシサーバ | 端末に代わって外部のWebサーバへアクセスする |
試験では「無駄な通信が減る」「宛先の機器にだけ送る」という表現が出たら スイッチングハブです。全ポートに流すハブとの差がそのまま問われます。