問題 18★★☆

電子メールは、もともと英数字の文字だけを運ぶ仕組みとして作られた。 現在のメールで画像ファイルを添付したり日本語の本文を送ったりできるのは、 何によるものか。最も適切なものはどれか。

正解:ウ

各選択肢の解説

  1. アWebメール

    誤り。Webメールは、専用ソフトを入れずにブラウザでメールを読み書きできる 利用形態の呼び名です。使い方の話であって、添付ファイルや日本語を運べるのは その裏でMIMEが働いているからです。

  2. イHTMLメール

    誤り。HTMLメールは本文をHTMLで書き、文字の大きさや色、画像の配置を指定できる メールです。これ自体もMIMEの仕組みの上に成り立っており、装飾のための形式で あって、文字以外のデータを運べるようにする土台ではありません。

  3. ウMIME

    正解。画像や音声、日本語などの文字以外のデータを、メールで運べる形に変換する ための取り決めです。添付ファイルはこの仕組みで送られています。

  4. エSMTP

    誤り。SMTPはメールを送信・転送するときの手順を定めたプロトコルです。運ぶ手順を 決めるのがSMTP、運べる形にデータを変えるのがMIMEで、役割の層が違います。 SMTPだけでは英数字以外を扱えません。

理解を深めるために

荷物を「はがきに書ける形」に詰め替える

電子メールが生まれたときの仕組みは、英数字の文字だけを運ぶはがきのようなものでした。 そこへ写真やExcelのファイルを載せることはできません。そこで、文字以外のデータを いったん英数字の並びに置き換えて本文に載せ、受け取った側が元に戻す、という 詰め替えの約束が作られました。これがMIMEです。

MIMEが受け持っていること

  • 添付ファイル(画像、音声、文書など)をメールで運べる形に変換する
  • 日本語などの文字を、どの文字コードで書いたかを示して正しく表示させる
  • 本文が文字だけなのか、HTMLなのか、添付を含むのかといった種類を伝える

HTMLメールも添付ファイル付きのメールも、この仕組みの上に成り立っています。

メールの用語は「層」で整理する

用語 何の話か
MIME 文字以外のデータを運べる形に変換する取り決め
SMTP メールを送信・転送する手順(プロトコル)
HTMLメール 本文をHTMLで書き、装飾や画像の配置ができる形式
Webメール ブラウザでメールを読み書きする利用形態

運ぶ手順がSMTP、運べる形にするのがMIME、見せ方がHTMLメール、 使い方がWebメールです。どの層を聞かれているかを見極めると迷いません。

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