正解:ウ
各選択肢の解説
アテザリング
誤り。テザリングは、スマートフォンの回線をノートPCなど他の機器に分けて使わせる機能です。 「外出先でつながる」場面で並びやすいですが、スマートフォン自体が現地の電波を どう使えるのかは説明できません。誰の回線を、どの機器が使うかの話です。
イMNP
誤り。MNPは、通信事業者を乗り換えても電話番号をそのまま使える制度です。 「番号が変わらずに使える」点が似ていますが、MNPは乗り換えの手続であり、 この社員は事業者を変えていません。契約はそのまま、使う設備だけが変わっています。
ウローミング
正解。ローミングは、契約している事業者の電波が届かない場所で、提携する他の事業者の 設備を借りて通信できる仕組みです。海外では現地の事業者の網に、日本の契約のままつながります。
エプラチナバンド
誤り。プラチナバンドは、建物の奥や遠くまで電波が届きやすい低い周波数帯の通称です。 「つながりやすさ」の話なので候補に見えますが、国内でのエリアの広さの話であり、 海外の事業者の設備を使えることとは関係しません。
理解を深めるために
電波を「借りて」つながる仕組み
携帯電話の電波塔や交換設備は、契約した通信事業者が国内に整えたものです。 日本の事業者の電波は、当然ながら海外には届いていません。
それでも海外でそのまま使えるのは、日本の事業者と現地の事業者が提携しているからです。 現地では現地の事業者の設備を借りて通信し、利用料は日本の契約に請求されます。 これをローミング(国際ローミング)といいます。
ローミングのポイント
- 契約は日本の事業者のまま。SIMの入れ替えや現地での契約は要らない
- 実際に電波を出しているのは提携先の事業者の設備
- 料金体系は国内と別になることが多く、データ通信の使いすぎに注意が要る
国内でも、ある事業者のエリア外を別の事業者の設備で補う形のローミングがあります。 「自社の網の外で、他社の網を借りる」という点は同じです。
混同しやすいものとの違い
| 用語 | 中身 |
|---|---|
| ローミング | 契約先のエリア外で、提携先の事業者の設備を借りて通信する |
| テザリング | 自分のスマートフォンの回線を、他の機器にも使わせる |
| MNP | 事業者を乗り換えても電話番号を引き継ぐ制度 |
| プラチナバンド | 遠くまで届きやすい低い周波数帯の通称 |
「契約は変えずに、他社の設備を使う」ならローミングです。 事業者を変えるMNP、回線を他の機器に分けるテザリングとは、何が変わるのかで見分けます。