問題 51★★☆

あるWebサービスでは、ログインの際に、利用者が登録した携帯電話番号を宛先として 短い確認コードを送る。メールアドレスやアプリの導入を前提にせずに届けられる手段として、 最も適切なものはどれか。

正解:ア

各選択肢の解説

  1. アSMS

    正解。SMSは携帯電話番号を宛先にして短い文字メッセージを送る仕組みです。 メールアドレスや専用アプリがなくても、番号さえ分かれば届けられます。

  2. イ電子メール

    誤り。電子メールは、メールアドレスを宛先にしてメールサーバ経由で届ける仕組みです。 文字を送る点は同じですが、宛先が電話番号ではなくメールアドレスなので、 問題文の条件である「メールアドレスを前提にしない」に合いません。

  3. ウプッシュ通知

    誤り。プッシュ通知は、端末に導入したアプリに向けて、そのアプリの提供者が通知を送る仕組みです。 画面に短い文が届く見た目は似ていますが、アプリが入っていることが前提で、 宛先も電話番号ではありません。

  4. エメーリングリスト

    誤り。メーリングリストは、1つのアドレスに送ると登録された複数のメールアドレスへ 同じメールを配る仕組みです。「まとめて届ける」ための電子メールの使い方であり、 電話番号を宛先にすることはできません。

理解を深めるために

電話番号さえ分かれば届く短いメッセージ

SMS(Short Message Service)は、携帯電話番号を宛先にして、短い文字メッセージを送受信する仕組みです。 携帯電話の通信網の機能として提供されているので、相手がメールアドレスを持っていなくても、 アプリを入れていなくても、番号が分かれば届きます。

なぜ本人確認に使われるのか

  • 携帯電話番号は契約と結び付いており、その番号のSIMが入った端末にしか届かない
  • そのため「この番号の端末を手元に持っている人」であることの確認に使える
  • ログイン時の確認コード(ワンタイムパスワード)や、会員登録時の電話番号の確認でよく使われる

一方で、送れる文字数が限られる、事業者によっては送信に料金がかかる、といった制約もあります。 また、SMSを装って偽サイトに誘導する手口(スミッシング)もあるため、届いたリンクを そのまま開かない注意が要ります。

混同しやすいものとの違い

手段 宛先 前提
SMS 携帯電話番号 携帯電話の契約があればよい
電子メール メールアドレス メールアドレスを持っている
プッシュ通知 アプリを入れた端末 そのアプリが導入されている
メーリングリスト 登録された複数のメールアドレス 各自のメールアドレスが登録されている

「電話番号宛て」と書かれていたらSMSです。何を宛先にするかで見分けます。

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