正解:ア
各選択肢の解説
アセンサーが現実の状態を電気信号として取り込み、アクチュエーターがその信号を動きに変える。
正解。センサーは現実から情報を取り込む入口、アクチュエーターは情報を現実の 動きとして返す出口です。向きが互いに逆で、対になって制御の輪を閉じます。
イセンサーが機器を動かす指示を出し、アクチュエーターがその動きの結果を測って記録する。
誤り。2つの役割が入れ替わっています。「センサー」は検知する側、 「アクチュエーター」は作動させる側で、測るのはあくまでセンサーです。
ウセンサーが測った値を保存し、アクチュエーターがその値を通信回線で外部へ送り出す。
誤り。データを外部へ送るのは通信モジュールの役割です。アクチュエーターは 通信ではなく、モーターや弁のように物理的に働きかける部品を指します。
エセンサーが測った値から次の動作を判断し、アクチュエーターがその手順を記憶する。
誤り。値をもとに判断し手順を持つのはマイコンなどの制御部です。センサーは 測るだけで判断はせず、アクチュエーターは記憶ではなく実際に動く部品です。
理解を深めるために
入口と出口で向きが逆
IoT機器を人の体にたとえると、センサーは目や耳、アクチュエーターは手足です。 目が周りの様子を脳に伝え、脳が決めた動きを手足が実行する。この向きが逆になることは ありません。
- センサー:温度・明るさ・振動・位置などの物理量 → 電気信号
- アクチュエーター:電気信号 → 回転・開閉・振動などの動き
自動制御は4つの部品の輪
たとえばビニールハウスの温度管理では、次の順で一周します。
- 温度センサーが室温を測る
- マイコンが「設定より高い」と判断する
- アクチュエーター(モーター)が窓を開ける
- 室温が下がり、ふたたびセンサーが測る
この輪が回り続けることで、人が見ていなくても状態が保たれます。
部品の役割の一覧
| 部品 | 役割 |
|---|---|
| センサー | 現実の状態を測って電気信号にする(入口) |
| アクチュエーター | 電気信号を物理的な動きにする(出口) |
| マイコン | 取り込んだ値で判断し、指示を組み立てる |
| 通信モジュール | データをネットワークへ送受信する |
試験では部品名だけで問われることも、身近な機器の部品を例にして問われることも あります。「測る側か、動かす側か」を確かめれば取り違えません。