正解:ウ
各選択肢の解説
ア社内で使っている業務用のノートPC
誤り。ノートPCは持ち運べますが、Wi-Fiのない屋外で通信するには、 スマートフォンのテザリングなど別の手段が要る機種が一般的です。 手に持って歩きながら撮影・経路確認をする用途にも向きません。
イ腕時計型のウェアラブルコンピュータ
誤り。腕時計型は身に着けたまま心拍数や歩数を測ったり、通知を受けたりするのが得意です。 画面が小さくカメラを持たない機種が多く、写真を撮って送る用途には向きません。
ウ業務で使うスマートフォン
正解。スマートフォンはGPSやカメラなどのセンサーと携帯電話回線を1台に備えているので、 Wi-Fiのない屋外でも位置の確認から撮影・送信まで手元で完結します。
エWi-Fi専用モデルのタブレット端末
誤り。タブレット端末も同じモバイル端末でカメラを備えますが、Wi-Fi専用モデルは 携帯電話回線を使えません。Wi-Fiのない屋外では、そのままでは送信できないので条件に合いません。
理解を深めるために
「センサーと回線を全部ポケットに」がモバイル端末
スマートフォンは、電話機というより「通信できるセンサーの束」です。 GPSで今いる場所がわかり、カメラで撮れて、携帯電話回線でどこからでも送れる。 この3つが手のひらの1台にそろっていることが、外出先の業務で選ばれる理由です。
なぜ1台で完結するのか
- 位置: GPSなどの測位機能を内蔵し、地図アプリで経路を案内できる
- 撮影: カメラを内蔵し、撮った写真をそのままアプリで扱える
- 通信: 携帯電話回線(モバイル回線)を使えるので、Wi-Fiの届かない屋外でも送信できる
問題文の「Wi-Fiのない屋外」「ほかの機器を持たずに」という2つの条件で、 回線を持たない機器と、撮影・測位を持たない機器が外れます。
持ち運べる機器の違い
| 機器 | 得意なこと | この場面で足りないもの |
|---|---|---|
| スマートフォン | 測位・撮影・回線を1台に備える | なし |
| ノートPC | キーボードでの文書作成、PC向けアプリ | 回線(多くの機種)、手持ちでの撮影 |
| 腕時計型ウェアラブル | 身に着けたままの測定・通知 | カメラ、写真を扱える画面 |
| Wi-Fi専用タブレット | 大きな画面での閲覧・撮影 | 携帯電話回線 |
同じタブレット端末でも、携帯電話回線を使えるモデルなら条件を満たします。 機器の名前ではなく「問題文の条件に必要な機能を持っているか」で選ぶのが見分けどころです。