問題 68★★☆

営業担当者が外出先で、地図アプリで訪問先までの経路を確かめ、商品の写真を撮って その場で顧客に送りたい。Wi-Fiのない屋外でも、ほかの機器を持たずに1台で済ませるとき、 最も適切な機器はどれか。

正解:ウ

各選択肢の解説

  1. ア社内で使っている業務用のノートPC

    誤り。ノートPCは持ち運べますが、Wi-Fiのない屋外で通信するには、 スマートフォンのテザリングなど別の手段が要る機種が一般的です。 手に持って歩きながら撮影・経路確認をする用途にも向きません。

  2. イ腕時計型のウェアラブルコンピュータ

    誤り。腕時計型は身に着けたまま心拍数や歩数を測ったり、通知を受けたりするのが得意です。 画面が小さくカメラを持たない機種が多く、写真を撮って送る用途には向きません。

  3. ウ業務で使うスマートフォン

    正解。スマートフォンはGPSやカメラなどのセンサーと携帯電話回線を1台に備えているので、 Wi-Fiのない屋外でも位置の確認から撮影・送信まで手元で完結します。

  4. エWi-Fi専用モデルのタブレット端末

    誤り。タブレット端末も同じモバイル端末でカメラを備えますが、Wi-Fi専用モデルは 携帯電話回線を使えません。Wi-Fiのない屋外では、そのままでは送信できないので条件に合いません。

理解を深めるために

「センサーと回線を全部ポケットに」がモバイル端末

スマートフォンは、電話機というより「通信できるセンサーの束」です。 GPSで今いる場所がわかり、カメラで撮れて、携帯電話回線でどこからでも送れる。 この3つが手のひらの1台にそろっていることが、外出先の業務で選ばれる理由です。

なぜ1台で完結するのか

  • 位置: GPSなどの測位機能を内蔵し、地図アプリで経路を案内できる
  • 撮影: カメラを内蔵し、撮った写真をそのままアプリで扱える
  • 通信: 携帯電話回線(モバイル回線)を使えるので、Wi-Fiの届かない屋外でも送信できる

問題文の「Wi-Fiのない屋外」「ほかの機器を持たずに」という2つの条件で、 回線を持たない機器と、撮影・測位を持たない機器が外れます。

持ち運べる機器の違い

機器 得意なこと この場面で足りないもの
スマートフォン 測位・撮影・回線を1台に備える なし
ノートPC キーボードでの文書作成、PC向けアプリ 回線(多くの機種)、手持ちでの撮影
腕時計型ウェアラブル 身に着けたままの測定・通知 カメラ、写真を扱える画面
Wi-Fi専用タブレット 大きな画面での閲覧・撮影 携帯電話回線

同じタブレット端末でも、携帯電話回線を使えるモデルなら条件を満たします。 機器の名前ではなく「問題文の条件に必要な機能を持っているか」で選ぶのが見分けどころです。

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