正解:エ
各選択肢の解説
アページ全体の像を感光体に作って一度に転写するため、大量の文書を高速に印刷できるから。
誤り。これはレーザープリンターの特徴です。速度と大量印刷に強いので 事務所で多く使われますが、今回は少ない枚数の写真印刷です。 大量の文書か、少部数の写真かという用途の違いで区別します。
イ画面と同じ光の三原色のインクを使うため、ディスプレイの色をそのまま紙に再現できるから。
誤り。画面は光の三原色(RGB)を混ぜて色を作りますが、印刷は シアン・マゼンタ・イエローに黒を加えたインク(CMYK)を重ねて色を作ります。 仕組みが違うため、画面と印刷の色は完全には一致しません。
ウ熱を加えると色が変わる専用の用紙に印字するため、インクの交換が不要になるから。
誤り。これは感熱式プリンターの特徴です。インクが要らない手軽さから レシートなどに使われますが、カラー写真の印刷には向きません。 インクを使うかどうか、写真の色を表せるかで見分けます。
エ微細なインク滴を用紙に直接吹き付ける方式で、本体を小型・安価にでき、写真の色も表しやすいから。
正解。ノズルからインク滴を吹き付けるだけの簡単な機構なので本体を 小さく安く作れます。複数色のインクを重ねて写真の色合いも表せます。
理解を深めるために
小さく安く、色を表すのが得意なプリンター
インクジェットプリンターは、印字ヘッドのノズルから細かなインク滴を紙に吹き付けて印刷します。 仕組みが簡単なので、本体を小型で安価に作れます。複数色のインクを細かく重ねられるため、 写真のような色の多い画像も表現できます。家庭で年賀状や写真を数枚印刷する用途に合うのはこのためです。
なぜ家庭の写真印刷に向くのか
- 機構が簡単で本体が小さく安いので、家庭に置きやすい
- シアン・マゼンタ・イエロー・黒(CMYK)などのインクを重ねて色を表す
- 写真用の用紙と組み合わせると、色の細かな変化も表しやすい
一方で、1枚ずつインクを吹き付けるので、大量の文書を速く刷る用途では レーザープリンターに分があります。少部数の写真か、大量の文書かで向き不向きが分かれます。
混同しやすいものとの違い
| プリンター | 印刷の仕組み | 向いている用途 |
|---|---|---|
| インクジェット | インク滴を紙に吹き付ける | 家庭での写真・少部数のカラー印刷 |
| レーザー | 感光体の像をトナーで転写し熱で定着 | 事務所での大量・高速の文書印刷 |
| 感熱式 | 熱で専用紙を発色させる | レシートなどの簡易な印字 |
試験では、用途(家庭か事務所か、写真か文書か)から方式を選ばせる形でよく問われます。 印刷の仕組みと向いている用途をセットで覚えてください。