正解:エ
各選択肢の解説
ア広告を出した企業のサイトは、検索結果の広告枠以外の部分でも掲載順位が引き上げられる。
誤り。広告の出稿と、広告枠以外の検索結果(自然検索)の順位は別の仕組みです。 自然検索の順位は掲載料では動かず、サイトの中身と構造を整えるSEOで上げます。 同じ検索結果の画面に並ぶため混同しやすいところです。
イ見る人が誰であっても同じ内容が表示され、相手に応じて広告を出し分けることはできない。
誤り。これはテレビCMや新聞広告の側の特徴です。インターネット広告は、 検索した語や閲覧の履歴、地域などに応じて表示する相手や内容を変えられます。 出し分けができることが、従来の広告との大きな違いです。
ウ商品が売れたときにだけ費用が生じる方式に限られ、表示やクリックでは費用が生じない。
誤り。成果が出た分だけ払うのはアフィリエイトの方式で、インターネット広告の一部です。 リスティング広告のようにクリックごとに費用が生じるものや、 表示回数や掲載期間で費用が決まるものもあります。
エ表示回数やクリック数を記録でき、効果を数値で確かめながら配信の内容を調整できる。
正解。テレビCMは何人が見て何人が来店したかを直接は追えませんが、 インターネット広告は表示やクリックが記録に残ります。 数字を見て、効果の薄い広告を止めたり文言を変えたりできます。
理解を深めるために
配ったチラシに、番号が付いている
街頭で配るチラシは、何枚が読まれ、何人が店に来たのかが分かりません。 もしチラシ1枚ずつに番号が付いていて、誰がいつ開き、店まで来たかが記録されるなら、 効き目のないチラシはすぐにやめられます。 Webサイトやアプリ、検索結果の画面などに出すインターネット広告は、これができる広告です。
従来の広告と違うところ
- 測れる: 表示回数、クリック数、その後の購入や申込みまで記録に残る
- 出し分けられる: 検索した語、閲覧の履歴、地域、時間帯などで表示する相手を変えられる
- すぐ直せる: 配信中でも文言や画像、予算の配分を変えられる
- 少額から始められる: クリックごと、成果ごとなど、費用の決まり方を選べる
テレビCMや新聞広告は、一度に多くの人へ同じ内容を届ける力に優れます。 一方で、誰に届き、どれだけ効いたかを細かく追うことは苦手です。
インターネット広告とその周辺
| 用語 | 位置付け |
|---|---|
| インターネット広告 | ネット上の広告の総称。効果を測り、出し分けができる |
| リスティング広告 | その一種。検索した語に連動し、クリックで費用が生じる |
| アフィリエイト | その一種。紹介経由の成果が出た分だけ報酬を払う |
| SEO | 広告ではない。自然検索の順位を中身と構造で上げる |
試験では、インターネット広告を「測れる」「出し分けられる」で押さえます。 費用の決まり方は種類ごとに違い、一つの方式に限られるという記述は誤りです。