問題 13★☆☆

家計簿アプリで、利用者が持つ複数の銀行口座やクレジットカードの残高・利用明細を 取り込み、一つの画面にまとめて表示するサービスがある。 このサービスを表す用語として、最も適切なものはどれか。

正解:ア

各選択肢の解説

  1. アアカウントアグリゲーション

    正解。アグリゲーションは「集約」の意味で、複数の金融機関に分かれた口座の情報を 一か所に集めて見られるようにするサービスを指します。

  2. イインターネットバンキング

    誤り。これは一つの銀行が自行の口座について、残高照会や振込をWebで行えるようにする サービスです。口座をネットで扱う点は似ていますが、見られるのはその銀行の口座だけで、 複数の金融機関をまたいでまとめる働きはありません。

  3. ウシングルサインオン

    誤り。これは一度の認証で複数のシステムを使えるようにするログインの仕組みです。 「一つの入口で複数のサービス」という点が似ていますが、まとめているのは認証の手間で、 各社のデータを取り込んで一画面に集めるものではありません。

  4. エオンラインモール

    誤り。これは多数の店舗が一つのサイトに出店し、利用者がまとめて買い物できる場です。 「一か所に集める」点が似ていますが、集めているのは売り手の店舗です。 利用者自身の口座情報を集めるアカウントアグリゲーションとは対象が違います。

理解を深めるために

口座のまとめ役

給与はA銀行、貯金はB銀行、買い物はCカード。お金の出入りを確かめるには、 それぞれのサイトに順番にログインしなければなりません。 アカウントアグリゲーションは、こうしてばらばらの金融機関に散らばった口座の情報を、 一つのアプリにまとめて表示するサービスです。家計簿アプリや資産管理アプリが代表例です。

なぜ一か所にまとめられるのか

  • 利用者が「このアプリに口座情報の参照を許可する」と同意する
  • アプリの事業者が、銀行やカード会社が提供するAPIなどを通じて残高や明細を取得する
  • 取得したデータを分類・集計して、一つの画面に並べる

利用者は口座そのものを移す必要がなく、見る場所だけが一か所になります。 金融とITを組み合わせた新しいサービス、つまりフィンテックの代表的な例の一つです。

混同しやすいものとの違い

用語 一か所にまとめるもの
アカウントアグリゲーション 複数の金融機関にある、利用者自身の口座情報
インターネットバンキング まとめない。一つの銀行の口座をWebで操作する
シングルサインオン 複数のシステムへのログイン(認証)
オンラインモール 多数の売り手の店舗

「複数の金融機関」「まとめて表示」という言葉が出たらアカウントアグリゲーション、 「一つの銀行」「振込や残高照会」ならインターネットバンキングです。

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