正解:ウ
各選択肢の解説
アキャッシュレス決済
誤り。キャッシュレス決済は、現金を使わずに支払う手段の総称です。 スマートフォンの決済アプリなどはフィンテックの代表例ですが、 この言葉は支払いの場面に限られ、家計管理や融資の審査までは含みません。
イレグテック(RegTech)
誤り。レグテックは規制(Regulation)と技術を組み合わせた造語で、法令への対応や 本人確認などのコンプライアンス業務をITで効率化する取組みです。 金融機関で使われることが多いため混同しやすいですが、目的は規制への対応です。
ウフィンテック(FinTech)
正解。金融(Finance)と技術(Technology)を組み合わせた造語で、 ITを使って金融サービスを便利にしたり、新しいサービスを生み出したりする取組みを広く指します。
エオープンAPI
誤り。オープンAPIは、銀行などが自社システムの機能やデータを外部の事業者が 呼び出せるよう、接続口を公開することです。家計簿アプリが口座情報を取得する手段として 使われますが、取組み全体を指す言葉ではありません。
理解を深めるために
金融とテクノロジーの掛け合わせ
フィンテックは Finance(金融)と Technology(技術)を合わせた造語です。 特定の製品や仕組みの名前ではなく、ITを使って「払う・送る・借りる・貯める・管理する」といった お金の場面を変えていく取組み全体を指します。
どんなサービスが含まれるか
- 支払い・送金:QRコード決済、個人間送金アプリ
- 家計・資産の管理:複数の口座をまとめて見る家計簿アプリ(アカウントアグリゲーション)
- 融資:取引データやAIを使った審査
- 資産運用:AIが運用の配分を提案するロボアドバイザー
- 暗号資産やブロックチェーンを使ったサービス
担い手は既存の銀行だけではありません。IT企業やスタートアップが参入し、 銀行が公開したオープンAPIを通じて口座情報と連携する形が広がっています。
混同しやすいものとの違い
| 用語 | 指しているもの |
|---|---|
| フィンテック | ITで金融サービスを変える取組み全体 |
| キャッシュレス決済 | 現金を使わない支払い手段(フィンテックと重なる部分が大きい) |
| レグテック | 規制やコンプライアンスへの対応をITで効率化する取組み |
| オープンAPI | 外部の事業者がシステムにつなぐための、公開された接続口 |
具体的なサービス例を並べて「これらを総称する言葉」を選ばせる形に注意しましょう。 例が支払いだけでなく、送金・融資・資産管理にまたがっていればフィンテックです。