正解:ア
各選択肢の解説
ア利用者が自分のPCやスマートフォンから銀行のサービスに接続し、残高照会や振込を行う。
正解。窓口やATMに出向かなくても、インターネット経由で自分の口座を操作できます。 個人向けだけでなく、企業向けのサービスも提供されています。
イ買い物の代金を、カードで支払った時点で利用者の銀行口座から即時に引き落とす。
誤り。これはデビットカードの説明です。銀行口座のお金が直接動く点は同じですが、 使う場面は加盟店での支払いで、利用者が振込先を指定して送金するものではありません。
ウ利用者と契約した企業が、公共料金などを決まった日に利用者の口座から引き落とす。
誤り。これは口座振替の説明です。窓口に行かずに支払いが済む点は似ていますが、 毎回の引き落としを銀行に依頼するのは代金を受け取る企業で、利用者は事前に承諾しておくだけです。
エ利用者が銀行に電話をかけ、音声案内に従って番号を押し、振込などを指示する。
誤り。これはテレフォンバンキングの説明です。店舗に行かずに自分の口座を操作できる点は同じですが、 銀行とつながる経路が電話回線の音声案内です。何を通して銀行とつながるかで区別します。
理解を深めるために
銀行の窓口を自分の端末に持ってくる
インターネットバンキングは、銀行の窓口やATMで行っていた取引を、 利用者自身のPCやスマートフォンからインターネット経由で行うサービスです。 IDとパスワードでログインし、残高や入出金明細の確認、振込、定期預金の申込みなどを行います。
便利さの裏にある注意点
- 時間と場所を選ばず取引でき、窓口より振込手数料が安く設定されていることが多い
- 本人確認をIDとパスワードに頼るため、盗まれると不正送金の被害につながる
- そのため、振込のたびに変わるワンタイムパスワードなど、追加の認証を組み合わせるのが一般的
偽の銀行サイトに誘導してIDやパスワードを入力させるフィッシングは、 インターネットバンキングを狙う代表的な手口です。
混同しやすいものとの違い
| 用語 | 何をするか | 取引を起こすのは |
|---|---|---|
| インターネットバンキング | ネット経由で残高照会や振込を行う | 利用者 |
| デビットカード | 店での支払いと同時に口座から引き落とす | 利用者(加盟店での支払い) |
| 口座振替 | 決まった日に口座から料金を引き落とす | 代金を受け取る企業 |
| テレフォンバンキング | 電話の音声案内で振込などを行う | 利用者 |
どれも「窓口に行かずに済む」点は共通しています。 「利用者が自分の端末から、インターネット経由で銀行に取引を指示する」かどうかで見分けましょう。