問題 23★★☆

スマートフォンの画面操作のうち、画面に触れている2点以上の位置を同時に 検出できるマルチタッチインタフェースでなければ成り立たないものはどれか。

正解:ウ

各選択肢の解説

  1. アダブルタップ

    誤り。1本の指で画面を素早く2回たたく操作です。地図アプリでは拡大に 割り当てられることがあり、ピンチと同じ結果になるので混同しがちですが、 一度に触れているのは1点だけなので、マルチタッチは要りません。

  2. イロングプレス

    誤り。1本の指で画面に触れたまま、動かさずに一定時間押し続ける操作です。 メニューの表示などに使われます。区別に使うのは触れている時間の長さであり、 触れている指の本数ではありません。

  3. ウピンチ

    正解。2本の指で画面に触れ、その間隔を広げたり狭めたりする操作です。 2点の位置と距離の変化を同時に読み取る必要があるので、 マルチタッチを検出できる画面でなければ成り立ちません。

  4. エフリック

    誤り。1本の指で画面をはじくように短く払う操作です。 指の動きの向きと速さを読み取るので複雑に見えますが、 追っている接触点は1つだけで、1点しか検出できない画面でも成り立ちます。

理解を深めるために

指の「本数」で分ける

タッチ操作の名前は、何を読み取っているかで整理できます。 押している時間、指の動き、そして触れている指の本数です。 このうち指の本数が2本以上であることを前提にした操作が、 マルチタッチインタフェースでなければ実現できない操作です。

なぜピンチだけがマルチタッチを要するのか

ピンチは、2本の指で画面をつまむように触れ、指の間隔を変える操作です。 間隔を広げるのをピンチアウト(拡大)、狭めるのをピンチイン(縮小)と呼びます。

  • 画面は2本の指の位置を同時に知る必要がある
  • その2点の距離がどう変わったかで、拡大か縮小かを判断する

触れた点を1つしか検出できない画面では、2点の距離という情報がそもそも得られません。 一方、ダブルタップ・ロングプレス・フリックは、どれも1点の接触を時間や動きで区別しているだけです。

混同しやすいものとの違い

操作 読み取っているもの 指の本数
ピンチ 2本の指の間隔の変化 2本
ダブルタップ 短い接触が2回続いたこと 1本
ロングプレス 動かさずに触れている時間 1本
フリック はじいた向きと速さ 1本

操作の結果(拡大できるか)ではなく、画面が何を検出しているかで見分けるのがコツです。 ダブルタップでも拡大はできますが、それは1本指の操作です。

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