正解:ア
各選択肢の解説
アアクセシビリティ
正解。目が見えにくい人や高齢者を含め、どれだけ多くの人が 情報やサービスに到達できるかの度合いです。読み上げ対応や色に頼らない表示は、 使える人の範囲を広げる取組みそのものです。
イユーザビリティ
誤り。想定した利用者が目的をどれだけ楽に、早く達成できるかという使い勝手です。 質を表す言葉である点は同じですが、 関心があるのは「使える人の範囲」ではなく「使うときの効率や満足」です。
ウユーザーインタフェース(UI)
誤り。利用者と製品・システムが接する部分、つまり画面や入力欄といった 接点そのものを指す言葉です。改修したのはこのUIですが、 UI自体は良し悪しの度合いを表す語ではありません。
エヒューマンインタフェース
誤り。人と機械が情報をやり取りする接点全般を指す、UIを含む広い言葉です。 画面だけでなく機器の操作部や表示装置の設計も対象に入りますが、 これも接点の呼び名であって、達成度を示す語ではありません。
理解を深めるために
「接点そのもの」と「その質」を分ける
この4語は2組に分かれます。 **ユーザーインタフェース(UI)とヒューマンインタフェースは「接点そのもの」**の名前、 アクセシビリティとユーザビリティは「その接点がどれだけ良いか」を表す言葉です。 問われているのが物か度合いかを見れば、半分は絞り込めます。
範囲を広げるのがアクセシビリティ
アクセシビリティは、心身の状態や利用環境にかかわらず、 どれだけの人が情報やサービスに到達できるかを表します。 代替テキスト、読み上げ順序の整理、色以外の手がかりの追加は、 いずれも今まで届かなかった人に届かせるための対策です。
一方のユーザビリティは、届いた人がどれだけ楽に目的を果たせるかです。 たとえば申請の入力項目を減らして時間を短縮するのはユーザビリティの改善であり、 使える人が増えるわけではありません。
混同しやすいものとの違い
| 用語 | 中身 |
|---|---|
| アクセシビリティ | どれだけ多くの人が到達・利用できるかの度合い |
| ユーザビリティ | 想定した利用者がどれだけ楽に目的を達成できるか |
| ユーザーインタフェース(UI) | 利用者と製品が接する部分そのもの(画面や操作部) |
| ヒューマンインタフェース | 人と機械の接点全般を指す、UIを含む広い言葉 |
「高齢者や障害のある人も」と書かれていればアクセシビリティ、 「手順が短い」「迷わない」であればユーザビリティです。