問題 32★☆☆

ある企業は、社員がPCのブラウザから参加し、自分の分身となるキャラクターを操作して インターネット上の仮想のオフィスを歩き回り、近くにいる同僚と会話できる環境を導入した。 このような仮想空間を表す用語はどれか。

正解:ア

各選択肢の解説

  1. アメタバース

    正解。メタバースは、利用者がアバター(分身)として参加し、ほかの利用者と 交流したり活動したりできるインターネット上の仮想空間です。専用のゴーグルが なくても、PCやスマートフォンの画面から参加できるものも多くあります。

  2. イ仮想現実(VR)

    誤り。VRはゴーグルで視界をCGで覆い、その場にいる感覚を作る技術です。 メタバースはVR機器で体験されることが多いため混同されますが、VRは体験の技術、 メタバースは人が集まる場の呼び名です。本問はPCの画面から参加しています。

  3. ウWeb会議システム

    誤り。カメラの映像と音声で、離れた相手と同時に会話する仕組みです。 オンラインで集まる点は同じですが、参加者は画面の枠に並ぶだけで、 アバターを動かして空間を歩き回り、近くの人に話しかける仕組みではありません。

  4. エSNS(ソーシャルメディア)

    誤り。投稿やコメント、フォローを通じて人がつながるサービスです。 交流が目的の点は共通しますが、やり取りの単位は投稿であり、 アバターとして仮想の空間に入り、その場に居合わせる仕組みではありません。

理解を深めるために

メタバースは「技術」ではなく「場」の名前

メタバースは、インターネット上に作られた仮想の空間に、利用者が アバター(自分の分身となるキャラクター)として入り、ほかの利用者と 会話したり、一緒に活動したり、物を売り買いしたりする場のことです。

たとえるなら、オンライン上に作られた「街」や「オフィス」です。 そこに自分の代わりにアバターを立たせ、近くにいる人と話す。 この「同じ空間に居合わせる」感覚が、メタバースの中心にあります。

VRと混同しやすい理由

  • メタバースはVRのゴーグルで体験されることが多い
  • しかし、PCやスマートフォンの画面から参加するメタバースも多い
  • つまり、VRは見せ方の技術、メタバースは人が集まる場で、層が違う

業務では、仮想オフィス、オンラインの展示会や説明会、 イベント会場などとして使われています。

混同しやすいものとの違い

用語 中身
メタバース アバターで参加し、ほかの利用者と交流する仮想空間
仮想現実(VR) 視界をCGで覆い、その場にいる感覚を作る技術
Web会議システム カメラ映像と音声で離れた相手と会話する仕組み
SNS(ソーシャルメディア) 投稿やフォローを通じて人がつながるサービス

問題文に「アバター」「仮想空間で交流」とあればメタバースです。 「ゴーグル」「視界を覆う」のように見せ方の話ならVRと切り分けます。

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