正解:イ
各選択肢の解説
アHTMLメール
誤り。HTMLメールは、文字の色や大きさ、画像の配置などをHTMLで装飾したメールの形式です。 Webページと同じHTMLを使うのでブラウザと結び付けやすいですが、 メールの「見た目」の話であって、どこで読み書きするかとは関係ありません。
イWebメール
正解。Webメールはメールをサーバ上に置いたまま、Webブラウザで読み書きする仕組みです。 メールソフトを入れたり設定したりしなくても、ブラウザとログイン情報があれば使えます。
ウPOP3
誤り。POP3はメールソフトがサーバからメールを受信する手順(プロトコル)です。 受信に使う点は共通しますが、メールを端末にダウンロードして読む方式で、 それを行うメールソフトが入っていない今回の場面には当てはまりません。
エSMTP
誤り。SMTPはメールを送信し、サーバ間で転送するときの手順(プロトコル)です。 返信には送信が伴うため関係がありそうに見えますが、SMTPは裏側の送る手順であって、 利用者がブラウザでメールを読み書きする仕組みそのものではありません。
理解を深めるために
メールソフトの代わりに、ブラウザを「窓口」にする
Webメールは、メールをサーバに置いたまま、Webブラウザの画面で読み書きする仕組みです。 普段メールソフトが担っている「受信して表示する」「書いて送る」を、 サーバ側のWebアプリケーションが代わりに引き受けています。
そのため、ブラウザがあってログインさえできれば、自分のパソコン以外からでも使えます。
メールソフトとの違い
- メールソフト — 端末にソフトを入れ、アカウントを設定する。 POP3ならメールを端末にダウンロードして読む
- Webメール — ソフトの導入も設定も不要。メールはサーバに残り、どの端末からでも同じ状態が見える
一方、共用のパソコンで使うときはログアウトを忘れると、次の利用者に メールを読まれるおそれがあります。持ち運べる便利さと引き換えの注意点です。
混同しやすいものとの違い
| 用語 | 何を表すか |
|---|---|
| Webメール | ブラウザでサーバ上のメールを読み書きする利用形態 |
| HTMLメール | 文字や画像を装飾できるメールの形式(見た目) |
| POP3 | メールソフトがサーバからメールを受信する手順 |
| SMTP | メールを送信・転送する手順 |
試験では「どこで読み書きするか」を問われたらWebメール、「どう見せるか」ならHTMLメール、 「受信・送信の手順」ならPOP3やSMTPと、問われている層で見分けましょう。