問題 25★★☆

社内PCのIPアドレスが「192.168.10.25/24」と表記されていた。 「/24」はサブネットマスクを表しており、255.255.255.0 と同じ意味である。 この表記の説明として、最も適切なものはどれか。

正解:ア

各選択肢の解説

  1. ア先頭24ビットがネットワーク部で、192.168.10.x のアドレスが同じネットワークになる。

    正解。255.255.255.0 は先頭24ビットが1で、ここまでがネットワーク部です。 192.168.10 までが同じなら同じネットワーク、末尾の 25 がその中の機器を表します。

  2. イ末尾24ビットがネットワーク部で、168.10.25 の部分がネットワークを表す。

    誤り。ネットワーク部とホスト部の位置が逆です。サブネットマスクは先頭から1が並び、 1の部分がネットワーク部です。住所が「都道府県→番地」の順に並ぶのと同じで、 大きな区切りが先頭側に来ます。

  3. ウ同じネットワークに接続できる機器が、最大24台であることを表す。

    誤り。24は台数ではなく、ネットワーク部のビット数です。 /24 ならホスト部は残りの8ビットで、256通りのうち2つは特別な用途に使うため、 機器に割り当てられるのは254個です。

  4. エIPアドレス全体の長さが24ビットであり、IPv4より短いことを表す。

    誤り。IPv4アドレスは全体で32ビットと決まっており、表記によって長さは変わりません。 「/」の後ろの数は、その32ビットのうち何ビットまでがネットワーク部かを示しています。

理解を深めるために

サブネットマスクは「どこまでが町名か」を示す線

IPアドレスは住所のようなものです。「〇〇町」の部分と「〇番地」の部分に分かれ、 同じ町に住む人どうしは、郵便局(ルータ)を通さずに直接行き来できます。

サブネットマスクは、その町名と番地の境目をどこに引くかを示します。

なぜそうなっているのか

IPv4アドレスは32ビットで、8ビットずつ4つに区切って書きます。 サブネットマスクも32ビットで、先頭から1が並び、途中から0になります。

  • 1 の部分 → ネットワーク部(どのネットワークか)
  • 0 の部分 → ホスト部(そのネットワークの中のどの機器か)

255.255.255.0 は、2進数にすると先頭24ビットが1、残る8ビットが0です。 そのため 192.168.10.25 では、192.168.10 がネットワーク部、25 がホスト部になります。 この1の個数を「/24」と書くのがプレフィックス表記です。

ネットワーク部だけを残し、ホスト部を0にした 192.168.10.0 を、 このネットワークのサブネットアドレス(ネットワークアドレス)と呼びます。 ホスト部の8ビットは256通りありますが、全部0(ネットワーク自体)と全部1 (ブロードキャスト用)は機器に割り当てられないため、使えるのは254個です。

混同しやすいものとの違い

誤解 実際
/24 は先頭24ビットがネットワーク部 正しい。192.168.10 が同じなら同じネットワーク
末尾がネットワーク部 逆。1が並ぶ先頭側がネットワーク部
24台まで接続できる 24はビット数。/24 で使えるのは254個
アドレスが24ビット長 IPv4は常に32ビット。/24 は境目の位置

試験では、サブネットマスクを見たら「1が何ビット続くか」を数え、 2つのアドレスの先頭がそこまで一致するかで同じネットワークかどうかを判断します。

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