問題 30★☆☆

イーサネットの説明として、最も適切なものはどれか。

正解:ウ

各選択肢の解説

  1. ア電波を使って、ケーブルなしでPCなどをLANに接続する規格。

    誤り。これはWi-Fi(無線LAN、IEEE 802.11)の説明です。どちらもLANに つなぐための規格なので混同しやすいですが、ケーブルを使うか電波を使うかで分かれます。

  2. イ数m程度の近い距離で、機器どうしを無線でつなぐ規格。

    誤り。これはBluetoothの説明です。マウスやイヤホンなど身近な機器を つなぐ近距離無線で、LANを組むための規格ではありません。ケーブルも使いません。

  3. ウケーブルで機器をつなぎ、有線LANを構成する代表的な規格。

    正解。イーサネットはLANケーブルでPCやスイッチングハブなどをつなぐ 有線LANの代表的な規格で、IEEE 802.3として標準化されています。

  4. エ携帯電話の回線を使って、インターネットに接続する規格。

    誤り。これはLTEや5Gといった移動体通信の説明です。通信事業者の基地局を 経由する広域の通信で、建物の中の機器をケーブルで結ぶLANとは範囲が違います。

理解を深めるために

「LANケーブルを挿す」ときの決まりごと

オフィスの机で、PCにLANケーブルを挿すとネットワークにつながります。 このとき、ケーブルの差込口の形、流れる信号、データの送り方を決めているのが イーサネットです。有線LANといえば、ほぼイーサネットのことだと考えてかまいません。

押さえておきたい特徴

  • 有線: LANケーブルでPC、スイッチングハブ、ルータなどをつなぐ
  • 標準化: 規格の番号は IEEE 802.3。無線LANの IEEE 802.11 と対になる
  • 安定性: 電波の干渉を受けにくく、通信速度が安定しやすい
  • 速度の幅: 100Mbpsから1Gbps、10Gbps以上まで、世代ごとに高速化してきた

無線LANが普及した今でも、サーバやネットワーク機器どうしの接続には 安定性を理由にイーサネットがよく使われます。

混同しやすいものとの違い

用語 役割
イーサネット ケーブルで機器をつなぐ有線LANの規格(IEEE 802.3)
Wi-Fi 電波で機器をつなぐ無線LANの規格(IEEE 802.11)
Bluetooth 近い距離で機器どうしを無線でつなぐ規格
LTE・5G 携帯電話の回線を使う広域の移動体通信

試験では「有線か無線か」と「LANか広域か」の2つの軸で整理すると迷いません。 有線でLANを組むものがイーサネットです。

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