正解:ウ
各選択肢の解説
アデスクトップにはファイルの複製が作られ、以後はどちらを編集しても互いに反映されない。
誤り。これはコピーを取った場合の説明です。実体が2つになるため、 別々に編集すると内容が食い違っていきます。ショートカットは実体を増やしません。
イファイルの実体がデスクトップへ移り、共有サーバ側からはそのファイルが見えなくなる。
誤り。これは移動した場合の説明です。共有サーバのファイルは他の人も使うため、 移動してしまうと業務に支障が出ます。ショートカットでは実体は動きません。
ウデスクトップには場所を指す情報だけが置かれ、ファイルの実体は共有サーバに1つだけある。
正解。ショートカットはファイルの所在を指す目印にすぎません。実体は 共有サーバに1つだけなので、誰が開いても常に最新の内容が見られます。
エファイルが小さくまとめ直された形で置かれ、開くときに自動で元の形に戻される。
誤り。これは圧縮ファイルの説明です。保存や送信の容量を減らす仕組みで、 ファイルの置き場所を指し示すショートカットとは目的が異なります。
理解を深めるために
ショートカットは「住所を書いたメモ」
ショートカットは、ファイルそのものではなくファイルの置き場所を書いたメモです。 本棚にある本を自分の机に持ってくるのではなく、「3番棚の左から2冊目」と書いた付箋を 机に貼るイメージに近いものです。
だからショートカットのファイルサイズはごく小さく、何個作っても保存容量をほとんど 使いません。ダブルクリックすると、書かれた場所をたどって実体を開きます。
消したときと動かしたときの挙動
実体と参照が別物であることは、次の2つの場面ではっきりします。
- ショートカットを削除しても、実体のファイルは消えない。 机の付箋を捨てただけで、 本棚の本はそのまま残ります
- 実体を別のフォルダへ移すと、ショートカットは開けなくなることがある。 付箋に書かれた棚の番号が、もう正しくないからです
「参照を消しても実体は残る」「実体が動くと参照が切れる」の2点は、そのまま 出題の形になります。
似た操作との違い
| 操作 | 実体の数 | 内容の同期 |
|---|---|---|
| ショートカット | 1つのまま | 常に同じものを開く |
| コピー | 2つになる | しない(別々に変わる) |
| 移動 | 1つのまま | 元の場所からは無くなる |
| 圧縮 | 1つ(形が変わる) | 展開して元に戻す |
共有ファイルを「手元に置きたい」と言われたとき、コピーを取ると版が分かれて 事故のもとになります。ショートカットを選ぶ理由はそこにあります。