問題 35★★☆

マウス、タッチパッド、トラックボールなどは、まとめてポインティングデバイスと 呼ばれる。この呼び名が指す装置に共通する働きとして、最も適切なものはどれか。

正解:イ

各選択肢の解説

  1. ア紙の原稿に光を当て、反射した光を読み取って画像のデータとして取り込む。

    誤り。これはスキャナーの働きです。同じ入力装置ですが、取り込むのは原稿 1枚分の画像であり、利用者が画面のどこを指しているかという情報ではありません。 何を読み取るかで区別できます。

  2. イ画面上の位置を指し示し、その位置や選んだ対象をコンピュータに伝える。

    正解。形は違っても、画面上のポインタ(矢印)を動かして位置を指定し、 ボタンや接触で「ここを選んだ」と伝える点が共通しています。この働きに 着目した総称なので、マウスもタッチパッドも同じ仲間として扱われます。

  3. ウ利用者の操作をコンピュータに伝える装置の全般を指し、キーボードも含む。

    誤り。これは入力装置という、もう一段上位の分類の説明です。ポインティング デバイスは入力装置の一部にすぎません。キーボードは文字を打つ装置で位置を 指し示さないため、ポインティングデバイスには入りません。

  4. エ押されたキーを判別し、対応する文字や記号のコードを1文字ずつ入力する。

    誤り。これはキーボードの働きです。どちらもPCの標準的な入力装置として 並んで使われるため混同しますが、伝える内容が「文字」か「位置」かで役割が はっきり分かれます。

理解を深めるために

「位置を指さす」装置のまとめ名

ポインティング(pointing)は「指し示すこと」です。 画面上のどこを指しているかをコンピュータに伝える装置を、形に関係なくまとめて ポインティングデバイスと呼びます。

  • マウス — 机の上で本体を滑らせ、その移動量をポインタの動きに変える
  • タッチパッド — 平らな板を指でなぞる。ノートPCに組み込まれている
  • トラックボール — 本体は動かさず、上面のボールを回して操作する
  • タッチパネル — 画面に直接触れて、その点を指定する

どれも「ポインタを動かして選ぶ」という同じ仕事をしています。 だから、この4つはユーザーがどれを使っていても、 アプリケーション側はほぼ同じ扱いができます。

分類の階段を間違えない

用語 どの階層か
入力装置 人や外部からデータを受け取る装置の全体
ポインティングデバイス その中で、画面上の位置を指し示すもの
マウス、タッチパッド ポインティングデバイスの具体例
キーボード、スキャナー 位置ではなく文字・画像を入力する別の仲間

試験では「マウスやタッチパッドの総称はどれか」「ポインティングデバイスに 該当するものはどれか」という形で出ます。入力装置全般と取り違えないことと、 位置を指し示すという共通点を押さえておけば判断できます。

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