正解:ウ
各選択肢の解説
ア机の上で動かした向きと量に応じて画面上の矢印を動かし、ボタンを押して選ぶ。
誤り。これはマウスの説明です。画面上の項目を選べる点は同じですが、 手元の操作を矢印(ポインタ)に置き換えて間接的に指すため、慣れない客には 手間がかかり、客席に置くと机の広さも要ります。「画面に直接触れるか」で区別します。
イ決まった位置に並んだキーを押して、文字や数字を一つずつ入力する。
誤り。これはキーボードの説明です。キーの配置と刻印は物理的に固定されているため、 メニューが変わっても押す場所は変えられません。表示を変えるだけで選択肢を 入れ替えたいという条件に合いません。
ウ表示されたボタンに指で直接触れて選ぶため、画面ごとに配置を変えられる。
正解。これはタッチデバイス(タッチパネル)です。触れた位置を検出するので、 画面に何を表示するかがそのまま「押せるボタン」になります。メニューを替えても 表示を変えるだけで済みます。
エ客が記入した注文用紙を読み取り、手書きの数字を文字データに変換する。
誤り。これはスキャナーとOCRを組み合わせた仕組みです。紙の注文票を電子化する 方法としてはありえますが、メニューを替えるたびに用紙を刷り直す必要があり、 画面で選ぶ方式という条件にも合いません。
理解を深めるために
「画面そのものがボタンになる」入力装置
駅の券売機や銀行のATM、スマートフォンを思い浮かべてください。 どれも画面に映ったボタンを指で押して操作します。これがタッチデバイス (タッチパネル)です。
ポイントは、ボタンが物理的な部品ではなく、表示の一部であることです。 画面の絵を描き替えれば、ボタンの数も配置も文字も自由に変えられます。
なぜセルフ注文端末に向いているのか
- 表示されたものに直接触れるだけなので、初めての客でも操作を覚える必要がない
- 写真付きのメニューを見せながら、その写真自体を選択肢にできる
- 季節メニューの追加や品切れの表示も、画面の内容を変えるだけで済む
- 入力と表示が1枚の画面にまとまるため、客席の場所をとらない
タッチデバイスは、画面上の位置を指し示すポインティングデバイスの一種でもあります。 マウスも同じ仲間ですが、マウスは手元の動きを矢印に置き換えて間接的に指すのに対し、 タッチデバイスは指した場所がそのまま入力位置になります。
混同しやすいものとの違い
| 用語 | 入力のしかた |
|---|---|
| タッチデバイス | 画面に直接触れて、触れた位置を入力する |
| マウス | 机上で動かした向きと量で、画面上の矢印を動かす |
| キーボード | 位置が固定されたキーを押して文字を入力する |
| スキャナー+OCR | 紙を画像として読み取り、文字を文字データに変換する |
「表示を変えるだけで選択肢を入れ替えられる」「画面に直接触れる」が タッチデバイスを見分ける決め手です。キーボードはキーが固定されている点、 マウスは間接的に指す点で区別しましょう。