問題 66★☆☆

USBメモリ、SDカード、SSDに共通して使われているフラッシュメモリの 特徴として、最も適切なものはどれか。

正解:イ

各選択肢の解説

  1. ア電源を切ると内容は消えるが、CPUから非常に高速に読み書きできる半導体メモリである。

    誤り。これはPCの主記憶に使われるDRAMの特徴です。どちらも半導体メモリなので 混同されますが、DRAMは電源を切ると内容が消えます。フラッシュメモリは 電源がなくても内容を保持するので、持ち運ぶ記憶媒体に使えます。

  2. イ電気的に内容を書き換えることができ、電源を切っても内容が消えない半導体メモリである。

    正解。フラッシュメモリは電気で書き換えられ、電源がなくてもデータを 保持し続けます。この性質があるから、抜いて持ち運ぶ記憶媒体に使えます。

  3. ウ回転する円盤の表面を磁化させてデータを記録し、電源を切っても内容が消えない。

    誤り。これはハードディスク装置の記録方式です。電源を切っても内容が残る点は 共通しますが、磁気で記録し、円盤を回す可動部品を持ちます。 フラッシュメモリは半導体なので、動く部品がありません。

  4. エ製造時に書き込んだ内容を読み出すだけで、利用者が後から書き換えることはできない。

    誤り。これはマスクROMの特徴です。電源を切っても内容が消えない点は 共通しますが、マスクROMは書き換えができません。データを保存し直せる USBメモリやSDカードには使えない点で区別します。

理解を深めるために

電源を抜いても忘れない半導体メモリ

USBメモリをPCから抜いて別のPCに挿しても、中のファイルはそのまま残っています。 電源が切れても内容を覚えていられるのは、記憶素子にフラッシュメモリが使われているからです。 フラッシュメモリは電気で何度も書き換えられ、しかも電源がなくても内容を保持します。

なぜ持ち運ぶ記憶媒体に向いているのか

  • 電源を切っても内容が消えない(不揮発性)
  • 電気的に書き換えられるので、保存し直しができる
  • 半導体なので動く部品がなく、小さく作れて衝撃にも強い

この性質から、USBメモリやSDカードのような小さな媒体にも、 PCの中でハードディスクの代わりに使うSSDにも使われています。 形や使い方は違っても、中の記憶素子は同じフラッシュメモリです。

混同しやすいものとの違い

記憶装置・素子 電源を切ると 書き換え 記録の仕組み
フラッシュメモリ 残る できる 半導体
DRAM(主記憶) 消える できる 半導体
ハードディスク 残る できる 磁気・回転する円盤
マスクROM 残る できない 半導体

試験では「電源を切ると消えるか」「書き換えられるか」「半導体か磁気か」の 3つの軸で絞り込むと、フラッシュメモリを確実に選べます。

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