問題 64★★☆

スマートグラス、ARグラス、MRグラスという呼び名の関係を説明したものとして、 最も適切なものはどれか。

正解:ア

各選択肢の解説

  1. アスマートグラスはメガネ型端末の総称で、ARグラスやMRグラスは仮想の情報の重ね方で呼び分けたものである。

    正解。スマートグラスは顔に掛けて視界に情報を表示するメガネ型端末を 広く指す呼び名です。その中で、現実への重ね方の違いによって ARグラスやMRグラスと呼び分けます。

  2. イARグラスがメガネ型端末の総称で、スマートグラスとMRグラスはその中の特定の製品群を指す呼び名である。

    誤り。包含関係が逆です。ARは「現実に情報を重ねる」という方式の名前で、 メガネ型の端末全体を指す名前ではありません。方式の名前か、 形の名前かで見分けると、総称にあたるのは形の名前であるスマートグラスです。

  3. ウスマートグラスは視界を完全に覆う方式の端末で、現実を見せたまま情報を重ねるARグラスとは対になる。

    誤り。視界を覆って仮想空間だけを見せるのはVRゴーグルの特徴です。 スマートグラスは多くがレンズ越しに現実を見せたまま表示する形で、 現実を遮る機器と対になる位置づけではありません。

  4. エスマートグラスはスマートフォンの画面を拡大して映すだけの装置で、単体では情報を処理しない端末である。

    誤り。スマートフォンと連携して使う製品はありますが、それは条件の一つに すぎません。スマートグラスの多くはカメラやセンサー、処理装置を備え、 身に着けたまま使うウェアラブルコンピュータの一種として扱われます。

理解を深めるために

「形の名前」と「方式の名前」を分ける

スマートグラスは、メガネのように顔に掛けて使い、視界に情報を表示する端末の総称です。 これは形に着目した呼び名です。一方、ARやMRは「現実に仮想の情報をどう重ねるか」という 方式に着目した呼び名です。スマートグラスという大きな箱の中に、 ARグラスやMRグラスが入っていると整理すると混乱しません。

なぜ呼び名が重なるのか

  • スマートグラスの多くは、レンズ越しに現実を見せたまま情報を表示する
  • そのため、方式で言えばARやMRにあたる製品が多い
  • 製品紹介では「スマートグラス」と「ARグラス」がほぼ同じ意味で使われることもある

呼び名が重なって見えるのは、同じ製品を形と方式の別々の軸で呼んでいるからです。 なお、視界を完全に覆うVRゴーグルは、現実を見せない点でスマートグラスとは分けて扱われます。

混同しやすいものとの違い

呼び名 何に着目した名前か 中身
スマートグラス 形(メガネ型) 視界に情報を表示する端末の総称
ARグラス 方式 現実の風景に文字や図を重ねる
MRグラス 方式 現実の空間に仮想の物体を置き、操作できる
VRゴーグル 方式 視界を覆い、仮想空間だけを見せる

試験でスマートグラスが出たら「メガネ型のウェアラブル端末」と読み替え、 AR・MR・VRは「現実をどう見せるか」で切り分けてください。

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