正解:ア
各選択肢の解説
アスマートグラスはメガネ型端末の総称で、ARグラスやMRグラスは仮想の情報の重ね方で呼び分けたものである。
正解。スマートグラスは顔に掛けて視界に情報を表示するメガネ型端末を 広く指す呼び名です。その中で、現実への重ね方の違いによって ARグラスやMRグラスと呼び分けます。
イARグラスがメガネ型端末の総称で、スマートグラスとMRグラスはその中の特定の製品群を指す呼び名である。
誤り。包含関係が逆です。ARは「現実に情報を重ねる」という方式の名前で、 メガネ型の端末全体を指す名前ではありません。方式の名前か、 形の名前かで見分けると、総称にあたるのは形の名前であるスマートグラスです。
ウスマートグラスは視界を完全に覆う方式の端末で、現実を見せたまま情報を重ねるARグラスとは対になる。
誤り。視界を覆って仮想空間だけを見せるのはVRゴーグルの特徴です。 スマートグラスは多くがレンズ越しに現実を見せたまま表示する形で、 現実を遮る機器と対になる位置づけではありません。
エスマートグラスはスマートフォンの画面を拡大して映すだけの装置で、単体では情報を処理しない端末である。
誤り。スマートフォンと連携して使う製品はありますが、それは条件の一つに すぎません。スマートグラスの多くはカメラやセンサー、処理装置を備え、 身に着けたまま使うウェアラブルコンピュータの一種として扱われます。
理解を深めるために
「形の名前」と「方式の名前」を分ける
スマートグラスは、メガネのように顔に掛けて使い、視界に情報を表示する端末の総称です。 これは形に着目した呼び名です。一方、ARやMRは「現実に仮想の情報をどう重ねるか」という 方式に着目した呼び名です。スマートグラスという大きな箱の中に、 ARグラスやMRグラスが入っていると整理すると混乱しません。
なぜ呼び名が重なるのか
- スマートグラスの多くは、レンズ越しに現実を見せたまま情報を表示する
- そのため、方式で言えばARやMRにあたる製品が多い
- 製品紹介では「スマートグラス」と「ARグラス」がほぼ同じ意味で使われることもある
呼び名が重なって見えるのは、同じ製品を形と方式の別々の軸で呼んでいるからです。 なお、視界を完全に覆うVRゴーグルは、現実を見せない点でスマートグラスとは分けて扱われます。
混同しやすいものとの違い
| 呼び名 | 何に着目した名前か | 中身 |
|---|---|---|
| スマートグラス | 形(メガネ型) | 視界に情報を表示する端末の総称 |
| ARグラス | 方式 | 現実の風景に文字や図を重ねる |
| MRグラス | 方式 | 現実の空間に仮想の物体を置き、操作できる |
| VRゴーグル | 方式 | 視界を覆い、仮想空間だけを見せる |
試験でスマートグラスが出たら「メガネ型のウェアラブル端末」と読み替え、 AR・MR・VRは「現実をどう見せるか」で切り分けてください。