問題 30★☆☆

会社が認めたうえで、社員が個人で所有するスマートフォンやPCを 業務に利用する形態を何というか。

正解:エ

各選択肢の解説

  1. アシャドーIT

    誤り。会社の許可を得ずに、個人の端末やクラウドサービスを業務に使うことです。 私物を業務に使う点は同じですが、会社が把握していないため、 情報漏えいの危険がある問題行動として扱われます。

  2. イMDM

    誤り。Mobile Device Managementの略で、業務で使うスマートフォンなどを一元管理する仕組みです。 私物端末を業務に使うときの対策としてよく一緒に登場しますが、 利用の形態ではなく、端末を管理する手段の名前です。

  3. ウテレワーク

    誤り。情報通信技術を使って、オフィス以外の場所で働く働き方です。 自宅で私物のPCを使う場面を想像して混同しがちですが、 問うているのは端末の所有者ではなく働く場所です。

  4. エBYOD

    正解。「自分の端末を持ち込む」という意味の言葉です。 会社が認めた私物端末の業務利用を指し、端末の購入費を抑えられる一方、 紛失時の情報漏えい対策が課題になります。

理解を深めるために

「自分の端末を持ち込む」働き方

BYODはBring Your Own Deviceの略で、直訳すると「自分の端末を持ってくる」です。 使い慣れた私物のスマートフォンで、会社のメールや予定表を見られるようにする。 会社は端末を配らずに済み、社員は2台持ちをしなくて済みます。

利点と課題

  • 利点:端末の購入・管理の費用を抑えられる。使い慣れた端末で作業できる
  • 課題:私物なので、紛失・盗難やウイルス感染から業務情報が漏れるおそれがある
  • 課題:私的なデータと業務のデータが一つの端末に混在する

そのため、BYODを認める会社は、利用のルールを定めたうえで、 MDMなどで端末を管理したり、業務データを端末に残さない仕組みを使ったりします。

混同しやすいものとの違い

用語 何を指すか
BYOD 会社が認めた私物端末の業務利用
シャドーIT 会社の許可なく私物端末やサービスを業務に使うこと
MDM 業務用の端末を一元管理する仕組み
テレワーク オフィス以外の場所で働く働き方

試験では「会社が認めているか」でBYODとシャドーITを分けます。 同じ私物端末でも、許可があればBYOD、なければシャドーITです。

前の問題へ次の問題へ