問題 26★☆☆

営業部で、担当者ごとの「月間の訪問件数」と「月間の受注金額」のあいだに 関係があるかどうかを確かめたい。このデータを表す図として最も適切なものはどれか。

正解:イ

各選択肢の解説

  1. アヒストグラム

    誤り。ヒストグラムは、1つの量を区間に分け、各区間に入るデータの個数を柱で表す図です。 受注金額がどの範囲に何人いるかという分布は分かりますが、 訪問件数という別の量との関係は1枚の図に表せません。

  2. イ散布図

    正解。担当者1人を1つの点とし、横軸に訪問件数、縦軸に受注金額を取って打点します。 点が右上がりに並べば、訪問が多い人ほど受注も多い傾向があると読めます。

  3. ウパレート図

    誤り。パレート図は、項目を値の大きい順に棒で並べ、累積比率の折れ線を重ねた図です。 担当者を受注金額の多い順に並べることはできますが、2つの量の関係を見る図ではありません。

  4. エ円グラフ

    誤り。円グラフは、全体を100%として各項目が占める割合を扇形で表す図です。 担当者ごとの受注金額の構成比は示せますが、訪問件数と受注金額の関係は表せません。

理解を深めるために

2つの量を縦横に取って点を打つ

散布図は、1件のデータが持つ2つの量を、横軸と縦軸の座標にして点を打つ図です。 この問題なら、担当者1人が1つの点になります。点の集まり方を見るだけで、 2つの量が一緒に動いているかどうかがおおよそつかめます。

点の並び方から何が読めるか

  • 右上がりに集まる:一方が大きいほど他方も大きい(正の相関)
  • 右下がりに集まる:一方が大きいほど他方は小さい(負の相関)
  • ばらばらに散らばる:目立った関係は見られない

関係の強さを数値で表したものが相関係数です。ただし、散布図で右上がりに並んでも、 訪問を増やせば受注が増えるという因果まで言えるとは限りません。 担当地域の違いなど、別の要因が両方に効いている可能性があります。

混同しやすいものとの違い

図 表すもの
散布図 2つの量の関係
ヒストグラム 1つの量の分布(ばらつき方)
パレート図 項目の大きい順の並びと累積比率
円グラフ 全体に占める各項目の割合

問題文に「2つの項目の関係」「相関」とあれば散布図です。量が1つだけで 「ばらつき」「分布」を問うていればヒストグラムと見分けます。

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