正解:ウ
各選択肢の解説
アグループウェア
誤り。これはファイル共有やスケジュール共有、ワークフローなど、 共同作業のための機能をまとめたソフトウェアです。職場を支える道具の一つとして 含まれますが、端末や通信まで含めた環境全体を指す言葉ではありません。
イテレワーク
誤り。これは情報通信技術を使って、オフィスから離れた場所で働く働き方です。 場所を問わない点で似ていますが、テレワークは働き方の名前で、 出社している社員も含めて整える環境そのものを指すのではありません。
ウデジタルワークプレイス
正解。職場そのものをデジタル上に置く考え方で、個々のツールではなく、 どこにいても同じように仕事ができる環境全体を指します。
エVDI(仮想デスクトップ基盤)
誤り。これはサーバ上で動くデスクトップ画面を手元の端末に送り、 遠隔から操作させる仕組みです。場所を問わない環境を支える技術の一つですが、 協働のためのツール群まで含めた環境全体を表す言葉ではありません。
理解を深めるために
「職場」をデジタル上に置く
これまでの職場は、オフィスという建物でした。机に行けば書類があり、 隣の席の人に声をかければ相談でき、会議室に集まれば打合せができます。
デジタルワークプレイスは、この「行けば仕事ができる場所」をデジタル上に作る考え方です。 書類はファイル共有に、隣の席への声かけはチャットに、会議室はオンライン会議に置き換わり、 社員はオフィスにいても自宅にいても、同じ情報と同じ道具で仕事を進められます。
道具の名前ではなく、環境全体の名前
デジタルワークプレイスは、特定の製品を指す言葉ではありません。 次のようなものを組み合わせた結果として成り立ちます。
- 業務ツール(チャット、グループウェア、オンライン会議システムなど)
- どこからでも使える端末と通信
- 社外から安全に接続するための認証などの仕組み
つまり、グループウェアやVDIは「部品」、テレワークはその環境の上で選べる 「働き方」であり、デジタルワークプレイスはそれらを含む「場」にあたります。
混同しやすいものとの違い
| 用語 | 何を指すか |
|---|---|
| デジタルワークプレイス | 場所を問わず同じように仕事ができる、デジタル上の業務環境全体 |
| グループウェア | ファイル共有や予定共有など、共同作業の機能をまとめたソフトウェア |
| テレワーク | 情報通信技術を使い、オフィスから離れた場所で働く働き方 |
| VDI(仮想デスクトップ基盤) | サーバ上のデスクトップ画面を端末に送り、遠隔から操作させる技術 |
試験では「環境全体」「場所を問わず」「職場」という言葉が出たらデジタルワークプレイスです。 ソフトウェアの話ならグループウェア、働き方の話ならテレワークと、 問われているのが「場」「道具」「働き方」のどれかで切り分けてください。