正解:ア
各選択肢の解説
ア電子掲示板
正解。組織からのお知らせを掲示して、期限まで一覧に残しておく場です。 会話の流れと切り離されているので、後から来た人でも必要なときに探して読めます。
イビジネスチャット
誤り。これは相手やグループとメッセージを短く素早くやり取りする道具です。 全社員に一斉に届けられる点で候補になりますが、発言は新しい順に積み重なって流れていくため、 期限まで目に付く場所に残し続けたいお知らせには向きません。
ウ社内SNS
誤り。これは社員が投稿し合い、フォローや反応を通じて交流する場です。 全社で見られる点で似ていますが、投稿はタイムラインに次々と流れ、 誰に届くかもつながり方に左右されるため、確実な周知と保存には向きません。
エ社内ブログ
誤り。これは個人や部署が考えや活動を記事として発信し、読み手がコメントを返す場です。 記事が残る点で紛れますが、発信者の視点で書き継ぐ読み物であり、 新しい記事に押し下げられるため、期限付きの公式なお知らせを掲げる場ではありません。
理解を深めるために
「話す場」と「貼り出す場」は別もの
会社の廊下の掲示板を思い浮かべてください。健康診断の日程や規則の改定は、紙に書いて 貼り出され、期限が来るまでそこにあります。立ち話で伝えた内容は、聞き逃した人には届きません。
社内のコミュニケーションツールも同じで、流れていく会話の場と、残しておく掲示の場 があります。全社員への周知を後から見返せるようにしたいなら、選ぶのは貼り出す側、 つまり電子掲示板です。
情報が「流れる」か「残る」かで選ぶ
- 電子掲示板:お知らせを一覧に掲示し、掲載期限まで残す
- チャット:短い発言をすばやく交わす。相談や調整に強いが、発言はすぐ流れる
- SNS:投稿と反応で横のつながりを作る。気軽な交流に強いが、タイムラインで流れる
- ブログ:まとまった記事を発信する。考え方や活動報告に向くが、新しい記事が上に来る
どれか1つが優れているのではなく、場面によって使い分けます。締切の相談はチャット、 部署を越えた情報交換はSNS、プロジェクトの振り返りはブログ、全社への公式な周知は掲示板です。
混同しやすいものとの違い
| ツール | 向いている使い方 | 情報の残り方 |
|---|---|---|
| 電子掲示板 | 全社員への公式なお知らせ | 期限まで一覧に残る |
| ビジネスチャット | 相手やグループとの素早いやり取り | 新しい発言で流れる |
| 社内SNS | 社員どうしの気軽な交流や情報交換 | タイムラインで流れる |
| 社内ブログ | 個人や部署の考え・活動の発信 | 記事は残るが新しいものが上に来る |
試験では「全員に周知」「後から見返せる」「埋もれない」と出たら電子掲示板です。 「素早く」「気軽に」「発信者の視点で」など、場面を表す言葉でツールを切り分けてください。