正解:エ
各選択肢の解説
アマイナポータル
誤り。これは個人向けの行政手続のオンライン窓口で、子育てや介護などの申請や、 行政機関が持つ自分の情報の確認ができます。国が運営するオンライン窓口という点は同じですが、 個人が自分の用事に使う場で、法令の検索や意見公募への意見提出を行う場ではありません。
イe-Tax
誤り。これは国税庁が運営する、所得税などの国税の申告や納税をオンラインで行うシステムです。 行政への申請をインターネットで済ませる点が共通するので紛れますが、対象は国税の手続に限られ、 法令を調べたり意見公募に参加したりする窓口ではありません。
ウ官報
誤り。これは法律や政令の公布、府省の告示などを載せて国民に知らせる、国の公報です。 法令の条文が載るので「法令を調べる場所」と思いがちですが、公布された内容を知らせるもので、 意見を提出したり申請や届出を行ったりする窓口ではありません。
エe-Gov
正解。法令検索、パブリック・コメント、電子申請などを1つのサイトにまとめた、 行政情報の総合的な窓口です。府省をまたいで情報を探し、手続まで行えます。
理解を深めるために
国の行政の「総合案内所」
役所の大きな庁舎の1階にある総合案内所を思い浮かべてください。 規則集を閲覧でき、意見箱があり、各課への届出もそこで受け付けてくれる。 e-Gov(イーガブ)は、これを国の府省全体についてインターネット上に置いたものです。
e-Govで何ができるのか
e-Govポータルはデジタル庁が運営しており、主に次のサービスを提供しています。
- 電子申請:紙で行っていた府省への申請や届出を、自宅や職場のパソコンから行う
- 法令検索:憲法・法律・政令などの現行の条文を検索して読む
- パブリック・コメント:各府省の意見公募の情報を一か所で確認し、意見を提出する
- 文書管理・個人情報保護:国の行政機関が持つ行政文書ファイルや個人情報ファイルの一覧を検索する
特定の手続だけを扱うのではなく、府省をまたいだ行政情報の入口になっている点が特徴です。
混同しやすいものとの違い
| 名称 | 何のための場か |
|---|---|
| e-Gov | 府省をまたいだ行政情報の総合窓口(法令検索・意見公募・電子申請) |
| マイナポータル | 個人向けの行政手続と、自分に関する行政の情報の確認 |
| e-Tax | 国税の申告・納税をオンラインで行う |
| 官報 | 法令の公布や告示を国民に知らせる国の公報 |
どれも「行政」と「オンライン」がそろうので、何ができる場所かで見分けます。 法令検索とパブリック・コメントが並んで出てきたら、e-Govだと判断できます。