問題 19★★☆

通販サイトの商品一覧に、商品を「売上数の多い順」に並べ替えるボタンを付けた。 情報を整理する切り口を5つに分けたLATCHの法則のうち、この並べ方に当たるものとして 最も適切なものはどれか。

正解:エ

各選択肢の解説

  1. アTime(時間)

    誤り。発売日順や更新日時順のように、時間の流れに沿って並べる切り口です。 「順に並べる」点が似ているので混同しますが、並べる基準が日時ではなく 売上数という量なので、時間には当たりません。

  2. イCategory(分類)

    誤り。家電・衣類・食品のように、種類や性質でグループに分ける切り口です。 分類どうしには大小や順番がありません。売上数のように 「多い・少ない」で順位が付く並べ方とは性質が違います。

  3. ウAlphabet(五十音・アルファベット)

    誤り。商品名の五十音順やABC順のように、名前の文字の順で並べる切り口です。 探したい名前が分かっているときに向いていますが、 売上数という数量で並べているので当てはまりません。

  4. エHierarchy(階層・連続量)

    正解。大きさ・重要度・価格・売上数のように、量の大小で順位を付けて並べる切り口です。 「多い順」「安い順」「人気順」はすべてここに入ります。

理解を深めるために

情報の並べ方は5通りしかない

同じ商品データでも、並べ方を変えるだけで見え方が変わります。 LATCHの法則は、情報を整理する切り口は次の5つに集約できる、という考え方です。 情報デザインの研究者リチャード・ソール・ワーマンが提唱しました。

  • Location(位置)… 地図上の場所、売り場のフロア
  • Alphabet(五十音・アルファベット)… 名前の文字順
  • Time(時間)… 日付、時刻、手順の順番
  • Category(分類)… 種類、性質、ジャンル
  • Hierarchy(階層・連続量)… 大きさ、重要度、価格、順位

どこで見分けるか

迷いやすいのは Category と Hierarchy です。

  • Category は「どの仲間か」で分ける。仲間どうしに順番はない
  • Hierarchy は「どれだけ大きいか」で並べる。上下や順位がある

売上数・価格・評価の星の数のように、数えたり測ったりできる量で並べていれば Hierarchy です。 通販サイトの「人気順」「価格の安い順」も同じ仲間になります。

混同しやすいものとの違い

切り口 並べる基準 例
Hierarchy(階層・連続量) 量の大小・重要度 売上数の多い順、価格の安い順
Time(時間) 日時・順序 新着順、発売日順
Category(分類) 種類・性質 家電/衣類/食品
Alphabet(五十音・アルファベット) 名前の文字順 商品名の五十音順

「順位が付く量で並べる」なら Hierarchy、「日付で並べる」なら Time です。 並べる基準が量なのか日時なのか名前なのかを見れば、切り口は1つに決まります。

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