正解:イ
各選択肢の解説
ア印刷するときに、1インチの幅へ打つインクの点の数
誤り。これは dpi(dot per inch)の説明で、主にプリンターや印刷物の細かさに使います。 どちらも1インチあたりの数を表すため混同しやすいですが、ppi は画面や画像の画素、 dpi は印刷で打つ点を数える、という数える対象の違いで区別します。
イ画面の1インチの幅に並ぶ画素の数で、表示の細かさ
正解。ppi は pixels per inch の略で、1インチの中に画素がいくつ並ぶかを表します。 同じ6.1インチの画面でも、ppi が高いほど画素が小さく密に並び、文字や写真が細かく見えます。
ウ1つの画素で表せる色の数で、色の表現の豊かさ
誤り。これは色深度(1画素あたりのビット数)の説明で、24ビットなら約1,677万色を表せます。 画面の性能を表す値という点は共通しますが、ppi は色の数ではなく、 画素がどれだけ密に並んでいるかを表します。
エ画面が発する光の強さで、屋外での見やすさの目安
誤り。これは輝度(明るさ)の説明で、cd/m²(nit)という単位で表します。 屋外で見やすいかどうかにも関わるので「画面の質」として一緒に語られがちですが、 ppi は明るさではなく細かさの指標です。
理解を深めるために
ppiは「画面のきめの細かさ」
画面は、小さな光の点である**画素(ピクセル)**が縦横に並んでできています。 ppi(pixels per inch)は、そのうち1インチ(約2.54cm)の幅に画素がいくつ並ぶかを表す値です。 460ppi なら、1インチの中に460個の画素が並んでいることになります。
なぜ同じ画面サイズでも見え方が違うのか
画面サイズの「6.1インチ」は対角線の長さで、画面の大きさを表すだけです。 同じ大きさの画面でも、並んでいる画素の数が多ければ1つ1つの画素は小さくなり、 文字の輪郭がなめらかに見えます。これを数字で表したのが ppi です。
- ppi が高い:画素が密に並び、細かく表示できる
- ppi が低い:画素が大きく、近くで見ると点の粗さが目立つ
混同しやすいものとの違い
| 用語 | 表しているもの |
|---|---|
| ppi | 1インチに並ぶ画素の数(画面・画像の細かさ) |
| dpi | 1インチに打つ点の数(主に印刷の細かさ) |
| 色深度 | 1画素で表せる色の数 |
| 輝度 | 画面の明るさ |
ppi と dpi はどちらも「1インチあたり」ですが、数えるのが画素か、印刷の点かが違います。 画面の話なら ppi、プリンターや印刷物の話なら dpi と場面で見分けるのが近道です。