問題 28★★☆

テレワークへの取組の一つである、サテライトオフィス勤務の説明として、 最も適切なものはどれか。

正解:エ

各選択肢の解説

  1. ア顧客先や移動中の車内、カフェなど、その時々の場所で働く形態

    誤り。これはモバイルワークの説明です。外回りの営業や保守要員に多く、 決まった就業場所を持たないのが特徴です。サテライトオフィス勤務は 会社が構えた拠点へ出勤するので、場所が定まっています。

  2. イ自宅を就業場所として、会社に通勤をせずに働く形態

    誤り。これは在宅勤務の説明です。同じテレワークですが、 執務環境を社員の自宅に頼る点が違います。サテライトオフィス勤務では 会社が用意した執務スペースを使います。

  3. ウ一人当たりの労働時間を短縮し、仕事を分け合う取組

    誤り。これはワークシェアリングの説明で、雇用の維持や雇用機会の拡大を 狙う取組です。働く「場所」ではなく仕事量の分け方の話なので、 テレワークの形態を分けた話とは軸が違います。

  4. エ本社から離れた地域に会社が設けた拠点へ出勤して働く形態

    正解。衛星(サテライト)のように本社の周りに置かれる拠点で働くため、 この名があります。通勤時間の短縮や地方に住む人材の活用が狙いで、 執務環境を会社側でそろえられる点も利点です。

理解を深めるために

テレワークは「働く場所」で三つに分かれる

テレワークは情報通信技術を使って場所や時間にとらわれずに働くことの総称で、 シラバスでは働く場所によって次の三つが挙げられています。

  • 在宅勤務 … 自宅で働く。通勤が無くなる反面、仕事と生活の区切りが付けにくい
  • モバイルワーク … 顧客先・移動中・カフェなど場所を定めずに働く
  • サテライトオフィス勤務 … 本社から離れた拠点に出勤して働く

サテライトオフィスには、自社専用のものと、複数の企業が共同で使う共用型 (レンタルオフィスやコワーキングスペースの利用)があります。 いずれも会社が用意した執務環境なので、通信回線や情報漏えい対策を 社内と同じ水準でそろえやすいのが利点です。

混同しやすい用語との違い

用語 何を表すか
サテライトオフィス勤務 本社から離れた拠点に出勤して働くテレワーク
在宅勤務 自宅を就業場所とするテレワーク
モバイルワーク 場所を定めず移動先で働くテレワーク
ワークシェアリング 労働時間を短縮して仕事を分け合う雇用の取組

試験での見分け方

三つの形態は「どこで働くか」で決まります。 自宅なら在宅勤務、移動先ならモバイルワーク、会社が構えた別拠点なら サテライトオフィス勤務です。

一方、ワークシェアリングやフレックスタイム制は「どれだけ・いつ働くか」の話で、 場所の分類とは軸が別です。選択肢に混ざっていたら、 問題文が場所を問うているか時間を問うているかで切り分けてください。

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