正解:ウ
各選択肢の解説
ア差し込まれたカードの内容を自分の中に複製し、カードを抜いた後もPCへ渡す。
誤り。読み取り装置は通信の通り道であって、写真を保存する場所ではありません。 カードを抜けばデータも読めなくなります。「リーダーに取り込んだ」と 感じやすい場面ですが、記録を担っているのはカード側です。
イPCの主記憶の一部として働き、処理中のデータを一時的に置く場所になる。
誤り。これは主記憶(メインメモリ)の役割です。主記憶はCPUが直接読み書きし、 電源を切れば内容が消えます。SDカードは電源を切っても内容が残る 補助記憶の側にあり、担当する役割が違います。
ウカードに内蔵されたフラッシュメモリとPCとの間で、データをやり取りする。
正解。SDカードリーダーは媒体を読み書きするための装置で、写真そのものは カードの中のフラッシュメモリに記録されています。 「記録する媒体」と「それを読み書きする装置」は別物です。
エ円盤に光を当てて記録面の反射を読み取り、その内容をPCへ送り出す。
誤り。これは光学ドライブの読み取り方です。同じ「媒体を差し込んで読む装置」 でも、扱う媒体と読み方が違います。SDカードは半導体に電気的に記録するため、 回転や光の反射は使いません。
理解を深めるために
「媒体」と「それを読む装置」を分けて考える
CDとCDプレーヤーの関係を思い出してください。音楽が入っているのはCDで、 プレーヤーはそれを読み取って音にする機械です。持ち主が入れ替えれば、 同じプレーヤーで別のCDも聴けます。
SDカードとSDカードリーダーも同じ関係です。
- SDカード — フラッシュメモリを内蔵した記録媒体。データはここにある
- SDカードリーダー — カードを差し込み、PCとの間でデータをやり取りする装置
フラッシュメモリという共通の中身
SDカードの中身はフラッシュメモリです。電源を切っても内容が消えない半導体メモリで、 次のような機器の記録部分に共通して使われています。
- SDカード、USBメモリ
- SSD(PCの補助記憶装置)
- スマートフォンやデジタルカメラの内蔵ストレージ
動く部品がないため衝撃に強く、小型化しやすいことが、 持ち運ぶ機器で選ばれる理由になっています。
混同しやすいものとの違い
| 用語 | 位置づけ |
|---|---|
| SDカードリーダー | 媒体を読み書きする装置。データは保持しない |
| SDカード | フラッシュメモリを内蔵した記録媒体 |
| 主記憶 | CPUが直接使う作業領域。電源を切ると消える |
| 光学ドライブ | 円盤に光を当てて読み書きする装置 |
試験では「どこにデータが記録されているのか」を取り違えさせる形で問われます。 装置と媒体、そして電源を切っても残るかどうかの三点で整理すると迷いません。