問題
- SaaS(1)自社で開発した業務アプリケーションをクラウド上で動かしたい企業がある。サーバのOSやデータベースなどの実行環境は事業者…
- ハイブリッドクラウドある企業では、個人情報を扱う基幹システムを自社専用に構築したクラウド基盤で運用し、時期によって利用者数が大きく変わる公…
- 仮想化(1)開発部門で、今使っているPCのOSと業務ソフトはそのまま残したうえで、同じPC上で別の種類のOSを同時に動かして動作検…
- コンテナ型仮想化1台のサーバ上で、同じ構成のアプリケーション実行環境を多数、短い時間で次々に起動したい。この用途に、ハイパーバイザー型…
- オンプレミスこれまで自社でサーバを購入し、社内に設置して業務システムを運用してきた企業がある。同じシステムをクラウドサービス上で運…
- クラウドサービスある企業が、3か月間だけ公開するキャンペーン用のWebサイトを立ち上げる。訪問者数は事前に見当がつかず、期間が終われば…
- SaaS(2)事業者が用意した会計や勤怠管理などのソフトウェアを、インターネット経由で利用者が使うSaaSがある。SaaSの特徴とし…
- クラスタサーバの構成や運用に関する用語のうち、クラスタの説明として最も適切なものはどれか。
- 仮想化(2)ある企業では、部門ごとに導入した10台のサーバを自社で運用しているが、どのサーバもCPUやメモリの使用率が低いままであ…
- ハイパーバイザー型多数の仮想サーバを1台の機器に集約するデータセンタの仮想化基盤では、ハイパーバイザー型の仮想化が広く使われている。その…
取り違えやすい用語
SaaS・PaaS・IaaS
| 用語 | 事業者がどこまで用意するか |
|---|---|
| SaaS | アプリケーションまで用意する。すぐ使えるが、作り込めるのは設定の範囲まで |
| PaaS | アプリケーションを動かす実行環境まで用意する。利用者は自作のアプリケーションを載せる |
| IaaS | サーバやネットワークなどの基盤まで用意する。OSから上は利用者が用意して管理する |
ハイブリッドクラウド と マルチクラウド
| 用語 | 何を組み合わせるか |
|---|---|
| ハイブリッドクラウド | 自社専用の基盤(プライベートクラウドなど)と、パブリッククラウドを組み合わせる |
| マルチクラウド | 複数の事業者のクラウドサービスを、併用する |
この違いを問う問題:ハイブリッドクラウド
ホスト型・ハイパーバイザー型・コンテナ型
| 用語 | 仮想化の仕組みをどこに置くか |
|---|---|
| ホスト型 | いま使っているOS(ホストOS)の上で仮想化ソフトを動かし、その上で別のOSを動かす |
| ハイパーバイザー型 | ハードウェアの上で直接仮想化ソフトを動かす。ホストOSを経由しない |
| コンテナ型 | ホストOSを共有したまま、アプリケーションの実行環境を分ける。ゲストOSを起動しないので軽い |
今のOSを残したまま別のOSも使いたいならホスト型、多くのサーバを集約する基盤にはハイパーバイザー型が向きます。
仮想化 と クラスタ
| 用語 | 分けるのか、まとめるのか |
|---|---|
| 仮想化 | 1台の物理サーバを、複数の仮想サーバに分けて使う |
| クラスタ | 複数台のサーバをまとめて、1台のように動かす |
使用率の低いサーバがたくさんあるなら、仮想化で1台に集約して、台数・電力・保守の手間を減らせます。
オンプレミス と クラウドサービス
| 用語 | 設備を誰が持つか |
|---|---|
| オンプレミス | 設備を自社で持つ。導入に初期投資と調達の期間がかかる |
| クラウドサービス | 事業者の設備を使う。初期投資を抑えて始められ、必要に応じて資源を増やしたり減らしたりできる |
クラウドにしても、設定やデータの管理など、利用者側の責任がすべて事業者に移るわけではありません。いつも安くなるとも限りません。
新試験での位置づけ
新しいシラバス案(Ver.0.1)では、テクノロジ分野の大分類「デジタル技術」の中分類15として、独立した中分類になりました。
現行のシラバス(Ver.6.5)では、系をまたいで2か所に分かれていました。
| 新シラバス案の内容 | 現行シラバスでの置き場所 |
|---|---|
| クラウドサービスの種類(SaaS・PaaS・IaaS)、提供形態、オンプレミスとの違い | ストラテジ系「システム戦略」の「ソリューションビジネス」 |
| 仮想化(ホスト型・ハイパーバイザー型・コンテナ型)、クラスタ | テクノロジ系「システム構成要素」の「システムの構成」 |
現行試験の過去問で対策する場合は、この2か所を探すと、この中分類に近い問題が見つかります。
なお、新シラバスはまだ案の段階です。確定版で分類や用語が変わった場合は、このページも見直します。
最終確認日:(問題の作り方と品質管理)
この中分類の出題範囲
シラバスの小分類と項目です。数字は収録している問題数。
- クラウドサービス
- クラウドサービスの特徴5問
- 基盤技術
- クラウド・仮想化基盤技術5問
テクノロジのほかの中分類
出典:情報処理推進機構(IPA)「ITパスポート試験 シラバス案 Ver.0.1」(2026年8月31日掲載)を基に作成。 最新の内容はIPAの掲載ページでご確認ください。