問題
- DIKWモデルデータの活用を段階的にとらえる考え方として知られるDIKWモデルの説明として、最も適切なものはどれか。
- データガバナンスある企業では、部門ごとに顧客データを集めて利用しているが、項目の定義や取扱いの基準、責任の所在が部門によって異なってい…
- メタデータ管理データマネジメントの機能の一つであるメタデータ管理の説明として、最も適切なものはどれか。
- データライフサイクル(1)通信販売会社が、10年以上前の取引データを含む大量のデータを保管し続けており、保管費用の増加と、漏えいしたときの影響の…
- データライフサイクル(2)工場の機械に取り付けたセンサが温度を計測し、その値が新しいデータとして記録された。データライフサイクルにおいて、この場…
- データライフサイクル(3)A社では、部署ごとに販売データを別々の形式で各自のパソコンに置いており、必要なデータをすぐに見つけられない。データライ…
- データライフサイクル(4)A社が複数の店舗から集めた顧客データをそのまま集計したところ、顧客数が実際より多くなった。同じ人が店舗ごとに別々に登録…
- データライフサイクル(5)A社は、各店舗の売上データを集めて形式を整え、サーバに蓄えるところまではできているが、その先で何に使うかが決まっていな…
- データ品質管理複数の店舗システムから集めた顧客データを分析基盤に取り込んだところ、同じ顧客が表記の異なる複数の行に分かれ、住所が空欄…
- データアーキテクチャ部門ごとに作られてきたシステムがそれぞれ別の形式で顧客データを保持しており、全社での活用が進まない。データマネジメント…
- データドリブン経営(1)近年、経営方針として「データドリブン経営」を掲げる企業が増えている。データドリブン経営の説明として、最も適切なものはど…
- データドリブン経営(2)小売業のA社は、これまで店舗ごとに担当者の経験で販促内容を決めてきたが、今年からデータドリブン経営を掲げ、販促の進め方…
- データマネジメントデータマネジメントの説明として、最も適切なものはどれか。
取り違えやすい用語
データマネジメント・データガバナンス・データドリブン経営
| 用語 | 何を指す言葉か |
|---|---|
| データマネジメント | データを資産として整備し、使える状態に保つ活動 |
| データガバナンス | データの扱いの基準や責任者を定め、守られているかを監督する枠組み |
| データドリブン経営 | 判断の根拠をデータに置く、経営のあり方 |
この違いを問う問題:データマネジメント・データガバナンス・データドリブン経営(1)
データライフサイクルの段階
| 用語 | その段階で何をするか |
|---|---|
| 生成 | データが新しく作り出される。センサの計測などが入口になる |
| 保管 | 置き場所と形式を組織で決めて、取り出せるように集める |
| 処理 | 表記のゆれや重複を直すなど、使える形に整える |
| 活用 | 意思決定などに使い、価値を生む |
| 廃棄 | 保存期間を過ぎたデータを消す |
目的は活用で、ほかの段階はそのための手段です。データの中身の誤りは活用の段階では直せないので、処理の段階で直します。
この違いを問う問題:データライフサイクル(2)・データライフサイクル(3)・データライフサイクル(4)・データライフサイクル(5)・データライフサイクル(1)
データ品質管理・メタデータ管理・アーキテクチャ
| 用語 | 何を整えるか |
|---|---|
| データ品質管理 | 表記のゆれ・重複・欠損など、データの中身の誤り |
| メタデータ管理 | データの意味・単位・出所など、データを説明する情報 |
| アーキテクチャ | 全社から見た、データの配置・構造・流れ |
シラバス案は、データマネジメントの機能を行政・司法・立法になぞらえて、マネジメント(行政)、ガバナンス(司法・立法)、アーキテクチャなどを挙げています。
この違いを問う問題:データ品質管理・メタデータ管理・データアーキテクチャ
新試験での位置づけ
新しいシラバス案(Ver.0.1)では、ビジネス分野の大分類「データ・AIの利活用」の中分類8に置かれています。
現行のシラバス(Ver.6.5)には、データマネジメントを扱う分類はありませんでした。データマネジメント、データガバナンス、データドリブン経営、データライフサイクル、DIKWモデル、データ品質管理は、いずれも現行のシラバスには載っていなかった用語です。
現行のシラバスに近いものとしては、「メタデータ」がストラテジ系「企業活動」の「業務分析・データ利活用」の用語例にありました。ただ、この中分類のほとんどは新しく加わった内容なので、現行試験の過去問では対策しにくい範囲です。
なお、新シラバスはまだ案の段階です。確定版で分類や用語が変わった場合は、このページも見直します。
最終確認日:(問題の作り方と品質管理)
この中分類の出題範囲
シラバスの小分類と項目です。数字は収録している問題数。
- データマネジメント
- データマネジメントの目的と考え方5問
- データマネジメントの機能3問
- データライフサイクル
- データライフサイクルの機能5問
ビジネスのほかの中分類
出典:情報処理推進機構(IPA)「ITパスポート試験 シラバス案 Ver.0.1」(2026年8月31日掲載)を基に作成。 最新の内容はIPAの掲載ページでご確認ください。